我が家でもっとも古い電チャリ(ヤマハ・PAS CITY-X)のサドルの表面が擦れて破れてきました。もう7年も乗っているので無理もありません。屋外に停めることが多いため、濡れて困る前に交換することにしました。
純正サドル(X70-24910-10)に交換すると5千円以上します。正直、こんな平凡なサドルにしては割高です。そこで、妻の好みを考慮して、もう少しコンフォートかつ手頃な価格のものに交換することにしました。
※この記事は2023年3月26日時点の情報に基づいています
ロックブロス・サスペンション付きサドル
今回、PAS CITY-Xのために購入したのは、ROCKBROS(ロックブロス)の「サスペンション&テールライト付き低反発コンフォートサドル」です。通勤時のチョイ乗りなのでスポーツタイプである必要はなく、むしろお尻をどっしりと乗せてペダルを快適に漕げるように幅広の軟らかいタイプをチョイスしました。
ママチャリ対応のヤグラ付き
こちらのサドルはママチャリにも取り付けできるようにヤグラが付いています。しかしながら、今回はサドルレール(43mm規格)で取り付けるためヤグラは使用しません。
また、裏面にはこのようにサスペンションが付いていますが、バネが剥き出しになっていないので格好悪くないのが素敵です。
幅広&穴あき仕様
これまでの純正サドルと比較すると幅広で、かつ真ん中には穴が開いています。これによりお尻全体をしっかりと支えて体圧を分散させるとともに、中心部の圧迫を抑えることができます。
また、サスペンション付きなので全体的に厚みが増しています。しかしながら、全体的に軟らかいためか、シート高が上がったという実感はありません。
テールライト付き
こちらのサドルはUSB充電式のLEDテールライトが付属します。amazonで購入すると少し割高になりますが、楽天市場ならナシでもアリでも同じ値段なのでアリのほうを購入しました。
点灯パターンは5通りで、青または赤に点灯or点滅します。また、ライトは横長にも縦長にも取付け可能です。
ただし、センサー式ではありません。乗車前にいちいちスイッチをオンにする必要があるため、チョイ乗りでは面倒臭いです。もちろん、取り外すことは可能です。
背面ハンドル付きで駐輪場から出しやすい
さっそくPAS CITY-Xに新しいサドルを取り付けてみました。テールライトの取付け部がハンドルになっているので、妻は駐輪場から出しやすくなったと喜んでいます。
座り心地がすごく良い!
そして何より、座り心地が格段に良くなりました。私も乗ってみたのですが、まるでお尻全体が包み込まれるような感覚です。それでいて、ペダリングを妨げる感じはまったくありません。
真ん中に穴が開いているので空気が通ってスース―する感じがします。夏場は特に快適になることでしょう。逆に真冬はちょっと寒いかも。
妻もすごく気に入ってくれて、「子供たちの電チャリもこれに変えたら?」と言っています。耐久性はまだ未知数ですが、実質2千円以下ですから長持ちしなくても買い替えれば良いだけのことだと思います。
これまでもロックブロスのフロントバッグやトップチューブバッグを使ってきましたが、今回のサドルもとてもコスパが高くて品質も安定していますね。やはりこういうときはワケの分らないメーカーよりも安心して購入することができます。
テールライトの必要性は感じないものの、座り心地は本当にコンフォート。スポーツとして楽しむには不向きですが、ポタリングや街乗りなら割りと万人にオススメできるサドルではないかと思います。
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