早いもので、ヤマハ「PAS Brace L(2012)」を購入してから12年が経ちました。新居に引っ越してからは、屋根付きとは言え屋外に駐輪しているため、紫外線による劣化が進んでいます。サイコンのボタンの部分もごらんの通りボロボロです。
サイコンそのもの(X87-83500-00)を交換しようかと考えました。しかし、電源ボタンのON/OFFしか使わないのに約2.5万円の出費は痛い。
市販のカバーはサイズが合いそうにありません。おまけに、最近は少し安くなったとは言え、それでも500~1,000円程度。
「悩ましいなー」と思っていたところ、なんと100円ショップのセリアで同様のカバーを発見しまして、試してみることにしました。
※この記事は2025年6月7日時点の情報に基づいています
電動自転車スイッチ用カバー@セリア
JANコード | 4978446059899 |
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材質 | シリコーンゴム |
サイズ | W690×D440×H18mm |
適応サイズ | W600-750mm D400-500mm H10-20mm |
製造国 | 中国 |
税込価格 | 110円 |
このたびセリアで発見したのは「電動自転車スイッチ用カバー」という商品です。私としてはこういう商品は千円くらいするという認識でしたから、税別100円で販売されているのを見つけたときは驚きました。
発売元は「まるき」@河内長野市
しかも、裏面を見てビックリ。なんと発売元は私の地元・大阪府河内長野市の「まるき」なのです。週1回くらい走るコース上にある会社です。
これはもう、買うっきゃないでしょう。

シリコーン製のカバー
電動自転車スイッチ用カバーは市販品と同様にシリコーンゴムでできています。ペラペラで衝撃吸収仕様のように分厚くはなっていませんが、カバーできれば問題ないでしょう。
PAS Amiに取り付けてみた
まずはヤマハ「PAS Ami(2016)」のサイコンに取り付けてみました。サイコンの大きさはW720×D430×H18mmです。
サイズはピッタリ。半透明なので少しボヤけて見えますが、視認性や操作性はまったく問題ありません。
PAS CITY Xに取り付けてみた
ヤマハ「PAS CITY X(2015)」のサイコンもまったく同じなので、同様に取り付けできます。こちらは正面から見た状態でご覧に入れましょう。コードやステーに干渉することなくフィットしています。
PAS CITY SP5に取り付けてみた
ヤマハ「PAS CITY SP5(2019)」のサイコンはデザインこそ異なりますが、サイズはまったく同じです。なので、同様に問題なく取り付けできます。
ただ、モノクロ液晶表示なのでちょっと視認性は落ちるかもしれません。
PAS Brace Lに取り付けてみた
私としてはむしろここからが本番。PAS Brace Lのサイコンに取り付けてみたところ、なんとかギリギリ取り付けできました。
Brace LのサイコンのサイズはW800×D500×H20mmで我が家にあるほかのPASよりも少し大きいうえに、上面と前後にボタンが出っ張っているんですね。だからかなり厳しい。
正面から見た状態
正面から見るとこんな感じです。本来なら底面まで回り込む部分でギリギリ正面を覆っている状態です。
手前から見た状態
手前から見るともっとギリギリな感じです。辛うじてセレクトボタンと照明ボタンを覆っている状態です。
でもまあ、税別100円ですからねー。私としては少しでも劣化が抑えられれば十分です。
というわけで、セリアで購入した電動自転車スイッチ用カバーの使い心地は概ね想定通りでした。ボタンの出っ張っていないPAS Amiなどはまったく問題なし。一方で、Brace Lは厳しいですが取り付けできないわけではありません。
今回はとりあえずひとつだけ買って試してみたので、近日中に残り3台にも購入したいと思います。
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