サドル「セラSMPハイブリッド」をアンカーに装備!ヘル&TRKと比較

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ブリヂストン・ANCHOR RL6D TIAGRA 2022 サドル:SELLE ITALIA X1

ブリヂストン・アンカーTiagraモデルが納車されてからしばらく、サドルは初期装備の「SELLE(セラ)X1」(上写真)を使っていました。いかにもロードバイクらしい硬めの座り心地でこれはこれで悪くなかったのですが、ひとつだけ不満がありました。坂を上がるときにサドルの先端に座ると痛いのです。

改めて1号機(A1500PRO)に装備している「セラSMP HELL(ヘル)」や、MTB(ビアンキJAB29.4)に装備している「セラSMP TRK MEDIUM」と形を比較してみると、いずれもサドルの先端が鷲爪のようになっています。最近は真ん中に穴が開いているサドルはセラSMP以外にもたくさんあるものの、同じような先端の形状を備えているものは皆無であることに今更ながら気づき、今回はX1に代えて「セラSMP  HYBRID(ハイブリッド)」を購入することにした次第です。

※この記事は2023年4月16日時点の情報に基づいています

 

セラ・SMPハイブリッド

SELLE(セラ) SMP HYBRID(ハイブリッド)サドル BLACK MATT HYBRID 03-NE

こちらがこのたび購入したセラSMPハイブリッドです。ヘル、TRKミディアムに続き、3つ目のセラSMPとなります。(TRKは買い替えているので正しくは4つ目。)

エクストラとの比較

ハイブリッド エクストラ
商品画像  SELLE SMP(セラSMP) HYBRID(ハイブリッド) サドル BLACK MATT HYBRID03-NE SELLE SMP(セラSMP) EXTRA(エクストラ) BLACK MATT サドル EXTRA03-NE
材質 トップ ポリウレタン
ベース ナイロン
レール AISI304ステンレス鋼 スチール
サイズ 長さ275×幅140mm
重量 300g 365g
税込価格 10,250円~ 8,580円~

※税込価格はamazonの場合

ハイブリッドを購入するにあたり、「EXTRA(エクストラ)」も検討しました。屋内保管なのでステンレス製のレールにこだわる必要はなく、2割ほど軽いと言ってもたった65g程度なら気にならなかったのですが、なんとなくデザインでハイブリッドのほうをチョイスしました。

ヘルとの比較

上面

SELLE SMPハイブリッドとヘルの比較(上面)

ハイブリッドとヘルを比較してみましょう。まず上面から見ると、ハイブリッドが長さ275×幅140mmなのに対し、ヘルは長さ280×幅144mmですから少しだけハイブリッドのほうが小ぶりです。ただ、実際にはほとんど差は感じられません。むしろ、ハイブリッドのほうがボリュームがあるように見えます。

また、表面の張地はいずれもポリウレタンですが、ハイブリッドはさらっとした質感、ヘルは塩ビっぽい感じです。個人的には適度に滑りやすいハイブリッドのほうが機敏にポジションを変えやすいので好みです。

側面

SELLE SMPハイブリッドとヘルの比較(側面)

側面から見ると、ハイブリッドのほうが厚みがあり、ヘルのほうが薄いです。そのため、座り心地はハイブリッドのほうがクッション性があり、ヘルのほうが硬めです。とは言え、X1に比べればクッション性があります。

TRKミディアムとの比較

上面

SELLE SMPハイブリッドとTRKミディアムの比較(上面)

続いて、TRKミディアムと比較してみましょう。ハイブリッドが長さ275×幅140mmなのに対し、TRKミディアムは長さ280×幅160mmで、TRKミディアムのほうがワイドです。ボリューム感は圧倒的にTRKミディアムのほうがあります。

張地の質感はハイブリッドとTRKミディアムではほぼ同じに感じます。

側面

SELLE SMPハイブリッドとTRKミディアムの比較(側面)

側面から比較してみると、上写真ではさほどボリューム感に違いはなさそうに見えますが、実際はTRKミディアムのほうが厚みを感じます。TRKミディアムはハイブリッドよりも全体的に膨らんでいるのです。

そのため、TRKミディアムのほうがクッション性があります。でも、ロードバイクの細い感じにはアンバランスで似合いません。

やっぱりセラSMPは最高!

SELLE(セラ) SMP HYBRID(ハイブリッド)サドル BLACK MATT HYBRID 03-NE on ブリヂストン・アンカーTiagra2022

総じて、ハイブリッドはヘルとTRKミディアムの中間と言えます。形状はヘルに近くてロードバイクに装備しても違和感のない感じ。一方で、座り心地はTRKミディアムほどではないもののコンフォータブルでレーシーと言うよりはポタリング寄りと言えるかと思います。

オンロードでも山道ばかり走っている私にとっては、クッション性のあるハイブリッドは本当に快適です。おまけに、適度な滑り心地で座る位置を機敏に変えられるところも理想的。見た目もロードバイクのスタイルを損ないません。

X1からハイブリッドに変えてから、走った直後に股下がゾゾゾッとする感覚がなくなりました。身近で前立腺がんを患っている人の話を聞く機会が少なくないので、その点でセラSMPは安心です。

あと、これはちょっと想定外だったんですけど、ハイブリッドに変えてから引き足が使えるようになりました。引き足を使うにはサドルを支点にすることになりますが、X1だと硬くて前立腺あたりを圧迫することになるので目いっぱい足を引けなかったのでしょう。その不安がなくなったことで、ヘルやTRKミディアムのときと同じように引き足が使えるようになって、推進力が格段にアップしたように感じます。

 

というわけで、セラSMPハイブリッドに変えてからますますアンカーに乗るのが楽しくなりました。正直、アンカーに乗ってから自分の走りが貧弱になったように感じていたんですよ。まさかサドルが原因で引き足が十分に使えていなかったなんて思いもよりませんでした。

まさに鬼に金棒、収納マンにセラSMP。これでまたサドルの先端にお尻を乗せて坂を楽に上っていくことができます。もうサドルはセラSMP以外に考えられませんね!

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