先日、愛機・ビアンキJAB29.4のサドルを買い替えてから、しばらくサドルバッグを付けないまま走っていました。サドルの位置を調整するたびにサドルバッグを付けたり外したりするのは面倒だからです。
でも結局、サドルの位置を調整する必要はほとんどありませんでした。一方で、サドルバッグを付けていないと、なんだかお尻が軽くなったような気がするのです。もっとも、いくら理屈ではその通りでも、私などがそのわずかな重量差を実感できるわけないのですが(苦笑)
ともあれ、サドルバッグを外したほうが見た目がスマートなのは事実。ついでに、ダンシングするとトップチューブバッグに膝が当たるし、このトップチューブバッグもそろそろ飽きてきたということもあり、サドルバッグとトップチューブバッグに代えてフロントバッグを装着することにしました。
ROCKBROS・防水フロントバッグAS-016
このたび購入したのはROCKBROS(ロックブロス)の「防水フロントバッグAS-016」です。様々なフロンドバッグが数ある中でこちらをチョイスしたのは、長めのストラップが付属しているのでJAB29.4の極太ヘッドチューブでも固定しやすいと思ったからです。
もちろん、デザインがシンプルで、サドルバッグとトップチューブバッグの両方に入っていたものがすべて収まる大容量というところも決め手でした。
裏面
裏面はこんな感じです。ハンドル固定用ベルト2本のほか、バッグの口を閉じるためのベルト、別売のバッグ(AS-015)と連結するためのベルト、ヘッドチューブに固定するための付属ストラップを通すベルトループがあります。
ベルトは縫製により補強されている部分もありますが、ほとんどが高周波溶接されており防水性が期待できそうです。
取り付けてみた
前
バッグそのものを眺めていても仕方ないので、愛機に取り付けた状態をご覧いただきましょう。
正面から見るとこんな感じ。口の部分を最大限に巻き取ってミニマムな状態です。この状態ならライトやスマホホルダーとも干渉しません。
ただし、フロントバッグを取り付けるにあたり、ライトなどの位置は調整しています。
上
自分自身が見る機会がもっとも多いのは上から。ですが、思ったほど目立ちません。
横
一番気になったのは横から見た状態。ケーブル類に当たりますが、ブレーキやシフトチェンジに影響が及ぶことはありません。
また、付属のストラップは約35cmあるので極太ヘッドチューブにも余裕で固定できます。ただ、フレームのトライアングル部分に黒いストラップを通すと目立つので、敢えてヘッドチューブの上にストラップを取り付けました。
後
ご覧のように上側のベルトループにストラップを取り付けています。極太ヘッドチューブにストラップを巻き付ける際は下側のベルトループにストラップを通します。
フロントバッグにタイヤチューブや工具を入れていると重量があるので、この取り付け方でもフロントバッグが前後に揺れることはほとんどないです。
全体
遠目に見るとこんな感じ。トップチューブバッグとサドルバッグを外してスッキリしました。
中身はジッパーバッグに収納
もともとトップチューブバッグとサドルバッグに収めていたものは普段ほとんど使わないものばかり。なので、100均のマチ付きジッパーバッグ(177×143mm、580ml、10枚入り、ダイソー)に入れて収納することにしました。
口を開けた状態
ジッパーバッグ2つの上にキーケースや小銭入れなどを入れることで、中身がゴチャ混ぜになるのを防ぐことができます。
ロードバイクに取り付けているグランジのハンドルバーバッグに比べると出し入れはちょっと面倒ですが、思ったほど煩わしくありません。むしろ、開口部が広くて出し入れしやすいですし、ちょっと荷物が増えても大丈夫というメリットもあります。
もともと使っていたロスホイールのトップチューブバッグの容量は1.8リットル、トピークのサドルバッグの容量は1リットルで合計2.8リットルでしたが、今回購入したロックブロスのフロントバッグの容量は5~6リットルということで倍前後あります。これだけ余裕があれば、カロリーメイトやおにぎりを入れて遠出したり、途中で野菜の無人販売所に寄って買い物をして帰る余裕も生まれるかなと思います。
心配していた見た目も特に問題ないどころか、以前よりもスマートな感じになりました。フロントバッグを開け閉めするたびにベルトで固定するというのも思ったほど面倒臭くはなかったです。
一方で、今回はヘッドチューブに固定できる長いストラップに魅力を感じてこれにしたわけですが、このバッグの構造であればヘッドチューブに固定しなくても自重で前後に揺れることはほとんどありません。次にロードバイク用のフロントバッグを購入するときは同じような形状でもう少し開閉のしやすいものを探してみたいと思います。
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