地元のスーパーにはバッテリーの盗難に遭ったと思われる電チャリがたくさん停まっています。ひょっとすると、盗まれないようにバッテリーを外しているだけかもしれませんが、それほど盗難のリスクが高いことが窺えます。
今までのところ、我が家では防犯カメラを設置する以外は対策をしていません。しかし、今春から娘が通うキャンパスが変わるため、大学の最寄り駅近くに電チャリを置くことになりました。バッテリーの盗難対策をしないと不安です。
100均のワイヤー錠でも良かったのですが、やはり専用のもののほうが安心です。というわけで、川住製作所の「SOKULOCK(ソクロック)ショートSL-02」を購入しました。
※この記事は2024年3月24日時点の情報に基づいています
川住製作所・SOKULOCKショート
川住製作所のソクロックは電動アシストのバッテリーが盗まれるのを防ぐダイヤル錠です。結束バンドのようになっているため、自転車のフレームとバッテリーを最短で結束することができ、ブラブラしたり脚に当たることがありません。
なお、今回はショートタイプを購入しましたが、ロング(標準)タイプもあります。
ボタンをスライドして開錠
開錠する際はボタンをスライドすればOK。バンドは硬いプラスチック製という感じですが、ステンレスとナイロンでできています。ハサミやカッターナイフ、ニッパーで切断するのは困難でしょう。
3桁の番号の変更も簡単
3桁の番号は自分で変えることができます。錠の側面のネジをペン先などで押しながら任意の番号を選択すればOKです。
もちろん、施錠時は番号を変えることができないようになっています。
ヤマハ「PAS Ami」に装着してみた
娘の愛機(ヤマハ・PAS Ami)にソクロックを装着してみました。上写真の通り、シートチューブとシートステーのいずれにも巻き付けることができます。
結束バンドの要領でカチカチカチッと締め上げればOKなのでジャストフィット。カーキ色を選んだのでミントグリーンのAmiにマッチしています。
ゴリンのワイヤーロックG230Wとの比較
今回ソクロックを購入にあたり、ほかの錠も検討しました。ゴリンの「ワイヤーロックG230W」も検討しましたが、100均のワイヤー錠と大差ないと判断し、候補から外しました。
フィーノのバッテリーロックLM-01との比較
FINO(フィーノ)の「バッテリーロックLM-01」も検討しました。ただ、結束バンド式のソクロックのほうがフィット感が良さそうなのでこちらも却下となりました。
ちなみに、ダイヤルよりは鍵のほうが安心だと思います。しかしながら、自転車の鍵と一緒にしていると紛失する可能性が高く、別々にすると片方を忘れてしまいそうなので、敢えてダイヤル錠を選んだ次第です。
冒頭でも申し上げた通り、電チャリのバッテリー盗難対策をするなら100均のワイヤー錠でも良かったと思います。しかしながら、ブラブラして脚に当たったり、ガチャガチャと音が鳴るのはストレスです。その点、ソクロックは良くできていると思います。
バッテリーを盗まれたら4万円前後の出費です。朝、乗ろうと思ったときに乗れないという精神的ショックもデカいです。そのための保険と考えれば安い買い物じゃないでしょうか。
コメント