大学生の娘が通学に使うために1年ほど自宅を離れていた電動アシスト自転車の「PAS Ami」が戻ってきました。ときどき空気を入れに行ったりしていたのですが、改めて見ると随分ボロくなっています。サドルは劣化して破れ、カゴはサビだらけです。
2016年に購入して、もう9年になるのですから無理もありません。以前に比べると使用頻度は減るものの、これまでの感謝も込めてサドルとバスケットを交換することにしました。
※この記事は2025年5月20日時点の情報に基づいています
PAS Amiのサドルを交換
サドルの表面は焼けてヒビ割れしてきている状態です。雨に濡れたら染み込むし、洋服が傷んでしまうかもしれません。カバーを掛けるよりも買い替えたほうが見た目も座り心地も良いですから、潔く買い替えることにしました。
純正品の品番は「X0L-24910-30」。しかし、ネットで販売されている様子はありません。そこで、娘にいくつかの選択肢を提案することに。
↑価格が手頃なノグチ製
↑息子のPAS CITY-SP5とほぼ同型
↑純正品に近い見た目のバッタもの
↑ほぼ純正(ブリヂストン製)
いつも通り「何でもいい」と言われるかと思ってましたが、娘はこれまでと同じものが良いと言うのでブリヂストンのもの(L515 カジュナ・ロココ用)を購入することにしました。
ブリヂストン製は背面が茶色
サドルはやぐら(クランプ金具)の横の六角ナットを回せば簡単に外すことができます。新旧を並べて比較してみました。
一番の違いはブリヂストン製の背面が茶色、ヤマハ純正が白色というところです。スプリングなど金具部分も、ブリヂストン製は銀色のメッキ、ヤマハ純正は黒色の塗装という違いがあります。
形状、構造、サイズはほぼ同じ
形状、構造、サイズはほぼ同じです。サドルの骨格を成す樹脂部分のリブ加工までまったく違いがありません。おそらくはブリヂストンがヤマハに供給しているのでしょう。
サドルの交換完了!
シートポストにやぐらを挿し込み、六角ナットを締めたら取り替え完了。サドルの角度を変えることもできますが、娘は水平で問題ないとのことだったので調整の必要はありませんでした。
やっぱ新しいサドルはええですね~。
PAS Amiの前カゴを交換
前カゴ(バスケット)は形こそ原形を保っていますが、ところどころ表面のコーティングが剥がれてサビだらけです。ついでにこれも交換しようということで、まずは純正品を検索。
純正品は「X54-2480E-20」ですが、楽天市場で探すと7千円強と非常に高価。これについても娘におうかがいを立ててみました。
↑ブラックがないので色違いのブラウン
↑またサビると嫌なので同型のステンレス製
↑サビない&デザイン性重視でポリプロピレン製
結果、娘はポリプロピレン製をチョイスしました。こちらもブリジストンです。
サイズはほぼ同じ
純正のバスケットのサイズは幅400×奥行310×高さ245mm。ブリヂストンのドレスラウンドバスケットは幅412×奥行338×高さ245mmなので、ほとんど変わらない大きさです。
しかしながら、新しいほうはハンドル側の縁が低くなっており、こちらのほうが無骨さがなくてオシャレに見えます。
なお、バスケットを外すにあたってはボルトまたは六角ナットを計4ヶ所外すだけですが、バスケットの下に前照灯のコードを結束バンドで2ヶ所留める必要があります。
正面から見てもカワイイ
正面から見てもカワイイです。純正品よりもむしろこちらのほうがPAS Amiに似合っているんじゃないでしょうか。
カバンにもやさしそう
ブリヂストンのドレスラウンドバスケットはポリプロピレン製ですから、カバンを収めても傷める心配がなくて良さそうです。一方で、紫外線による劣化は必至。3千円ほどのものですから、5年くらい耐えてくれれば良いかなと思います。
ついでに消しゴムでキレイに
ついでに、マット塗装に付いた汚れを消しゴムでキレイにしました。これで私の株も上がれば良いのですが、たぶん娘は気付かないだろうなー(苦笑)
というわけで、無事にPAS Amiのサドルとバスケットの交換が完了しました。ふだん見慣れている自転車もこうやって手を入れてやると、また愛着が湧いてくるものですねー。
娘がこれからも快適に自転車に乗れるように、車両管理者である私が責任を持ってメンテナンスを頑張って参りたいと思います。
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