イヤーカフ型!骨伝導ワイヤレスイヤホン「YYK-Q80」試してみた

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これまでいくつかのワイヤレスイヤホンを試してきましたが、口を開けるとイヤホンが耳から外れてしまったり、落ちることはなくとも心許ない感じがしたり、不安を感じるものが多い印象です。

もっとも、同じワイヤレスイヤホンを使っていても、妻や娘はそんな不安はまったくないようで、出掛ける際も普通に使っています。なので、私の耳の形が特殊なだけかもしれません。

ともあれ、私も人並みに外で気兼ねなくワイヤレスイヤホンを使いたい。そこで、イヤーカフ型なるものを試してみることにしました。

当記事は楽天プレミアムパートナー制度に基づき、スペースshop様から商品提供を受けてレビューしております。毎度のことながら、その他金品の受領や執筆内容の指示等はありません。
価格および仕様はすべて2023年5月25日現在

 

骨伝導ワイヤレスイヤホンYYK-Q80

イヤーカフ型&骨伝導ワイヤレスイヤホンYYK-Q80

今回試してみたのは「イヤーカフ型 骨伝導ワイヤレスイヤホン YYK-Q80」です。製造元は埼玉県の合同会社ふぁいぶということで、提供元である楽天市場のスペースshopが直販しているかたちとなっています。

充電ケースはキレイな楕円形というか、玉子のような印象です。充電用のUSB A-Cケーブルと日本語対応のユーザーマニュアルが付属します。

YYK-Q80の取扱説明書をお探しの方が多いようなので以下に添付しておきます。

YYK-Q80の取扱説明書1-2

YYK-Q80の取扱説明書3-4

YYK-Q80の取扱説明書5-6

初体験のイヤーカフ型

イヤーカフ型&骨伝導ワイヤレスイヤホンYYK-Q80

このワイヤレスイヤホンはイヤーカフ型ということで、U字型になっています。これで耳を横から挟むように取り付けるわけですね。これなら落ちる心配はなさそうです。

慣れれば取り付けは簡単

イヤーカフ型YYK-Q80は慣れれば耳への取り付けは簡単

こちらのイヤホンは最初は両手を使わないと耳にセットできなくてちょっと面倒でした。しかし、慣れてくるとUの字を広げながら耳の上から縁に沿ってセットするという一連の作業が片手でできるようになり、さほど煩わしさは感じません。

カナル型など一般的なワイヤレスイヤホンよりも落ちる心配がなく、その点は安心です。

ボタンが耳珠に隠れて操作できない

YYK-Q80のボタンが耳珠に隠れて操作できない

このイヤホンは上写真のように取り付けるのが正解のようですが、私の場合は耳珠(じじゅ)にボタンが隠れてしまって操作できません。耳珠をめくり上げるようにしてボタンを押しても反応が悪いです。

骨伝導のためスピーカーは耳の裏側にあります。しかしながら、これも私の耳がおかしいのか、音が小さすぎてダメです。

裏返しに使えばすべて解決

イヤーカフ型YYK-Q80は裏返しで耳に取り付ければ操作も音もOK

そこで、裏返して使ってみることにしました。耳の裏側にボタンを持ってくることで格段に操作がしやすくなりました。また、音もハッキリと聞こえます。

ただし、ボタン操作はしやすくなったものの、そもそもボタンの反応が悪いです。楽天市場やamazonでのレビューではそのような指摘はほぼ見当たらないので、たまたまハズレを引いてしまったのかもしれません。

クリアな音で聞き取りやすい

イヤーカフ型&骨伝導ワイヤレスイヤホンYYK-Q80はクリアな音で聞き取りやすい

骨伝導というのはちょっとよく分からないのですが、私がこれまで試したワイヤレスイヤホンの中ではもっともクリアで聞き取りやすいです。耳の穴を防がないためか周囲の音も拾うことができ、イヤホンをしたままでも家族の会話が聞き取れます。

逆に言うと、音楽に没頭するのには向かないでしょう。また、重低音も効きません。乾いた音という感じなので、音楽よりもオーディオブックなどを聴くのに向いている感じがします。

サウンドピーツ「Mini Pro HS」との比較

イヤーカフ型&骨伝導ワイヤレスイヤホンYYK-Q80とSOUNDPEATS Mini Pro HSの比較

メーカー ふぁいぶ サウンドピーツ
商品名 YYK-Q80 Mini Pro HS
重量 約5g(イヤホン片側)
約42g(充電ケース含む)
約4.97g(イヤホン片側)
約37.3g(充電ケース含む)
bluetooth 5.3 5.2
通信距離 10m 10m
再生可能時間 6時間 6時間(ANC ON時)
イヤホン電池容量 40mAh 45mAh
充電ケース電池容量 300mAh 300mAh
税込価格 4,880円2,294円 7,980円6,783円

※YYK-Q80の充電ケース含む重量は収納マン実測  ※税込価格は2023年5月25日時点クーポン利用の場合

私の手元でもっと新しいワイヤレスイヤホンのサウンドピーツ「Mini Pro HS」と比較してみました。

YYK-Q80のイヤホンは見た目こそ大きいものの、重量はMini Pro HSとほぼ同じです。通信距離、再生時間、バッテリー容量などもほとんど変わりません。

違いはむしろ音質にあると思います。Mini Pro HSは普通に音楽を聴くのに適していますが、YYK-Q80はそれに比べると遥かに劣ると感じます。しかしながら、周囲の音を拾いつつ映像の音声を聞くならYYK-Q80のほうが適していると個人的には思います。

あと、意外とYYK-Q80は接続安定性が優れており、本当に10mくらい再生デバイスから離れても音が途切れません。これが2千円ちょっとで買えるなら素晴らしいですね。

YYK-Q80の総評

  • クリアで聞き取りやすい音質
  • 周囲の音を拾うことができる
  • 接続安定性が高い
  • 耳から落ちる心配がない
  • コスパが良い

以上を踏まえましてYYK-Q80の良いところをまとめると、以上のようになります。いつもパソコンで映画などを見ている私にとっては音声が聞き取りやすく、トイレや宅配便の受け取りのために玄関に行っても接続が切れることがなく、途中で耳から外れる心配がないのはとても良いです。これまで試したワイヤレスイヤホンの中ではもっとも私のニーズに合っていると思います。

  • 音楽、特に重低音には向かない
  • 骨伝導というのは疑問あり
  • 取り付け&取り外しの際にちょっと耳が痛い
  • 操作ボタンの反応が悪い(ハズレ?)

一方で、YYK-Q80は音楽を聴くにはどう考えても向きません。また、これは本当に骨伝導と言えるのかは疑問があります。

あと、耳に取り付けたり外したりするには慣れが必要で、特に取り外すときは一瞬だけ耳が痛くなります。操作ボタンの反応が悪いのは個体差かもしれませんけど、今のところパソコンで音声を聞くのがメインの私には支障ないです。

 

というわけで、イヤーカフ型の骨伝導ワイヤレスイヤホンYYK-Q80は音楽を聴くには適さないと思いますが、私のニーズにはピッタリでとても満足しています。高価なものならともかく、この価格ならコスパも良いので、壊れたらまた同じものを買うと思います。

2024/08/07追記:使い始めてから1年以上が経ちましたが評価は変わりません。壊れたらまた同じものを買います。ただ、最近ちょっと左右のイヤホンを充電する端子の接触が悪くなってきました。
ブラックやカーキもあります

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この記事を書いた人
収納マン

師匠に勧められて2013年から電チャリに乗り始め、翌年MTB、さらに翌年ロードバイクを購入。まさか自分がピチピチのジャージを着て走るなんて思いもしませんでした(苦笑)詳しいプロフィールはこちら

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