ロードバイクのドロップハンドルが折れたのでUPANBIKE製に交換

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ロードバイクのドロップハンドルが根元から折れてしまった

6月初めのことです。梨の木トンネルをくぐって滝畑ダム方面に下り始めたところ、急にバイクのコントロールが利かなくなり、右前方の路肩に突っ込みそうになりました。

急停車して原因を確かめると、なんとハンドルが根元からポッキリ折れているではありませんか!そのため、左右均等にハンドルの上に体重を乗せているにもかかわらず、左は暖簾に腕押し状態となって右に進んでしまったのでした。

3月に廃車寸前のところから復活させたのにまたこの有様です。さすがにもう廃車しかないと思っていたのですが、しばらくMTBに乗り続けるとロードバイクが恋しくなってきました。ついでに、amazonでたまたまドロップハンドルが3~4千円くらいで買えることを知ってしまうと、タイヤの新調などで諸々投資したことが急に惜しくなってきて、ハンドルを交換してまたロードに乗ることにしました。

この記事は2022年8月14日時点の情報に基づいています(2024年2月26日一部更新)

 

UPANBIKE・ドロップハンドルバー 25.4mm 420mm

UPANBIKE バイクドロップハンドルバー 25.4mm 420mm 自転車ハンドルバー ドロップバー 曲がったアルミニウム合金ハンドルバー ロードバイク用 固定ギアバイク

これまで装備していたハンドルはシャロータイプでバークランプ経25.4mm、幅390mm、リーチ120mm、ドロップ140mmのもの。バークランプ径を変えてしまうとステムはもちろん、ハンドルに付けているパーツも交換しなくてはいけなくなってしまうため、クランプ径は25.4mmで探す必要がありました。

しかし、25.4mmのものは選択肢が多くありません。さらに、リーチが120mmのものとなるとさらに数が少ない。できるだけ投資を増やしたくないという思いもあり、UPANBIKEの「ドロップハンドルバー 25.4mm 420mm」をチョイスすることにしました。

これなら価格は3千円以下。サイズもこれまで使っていたハンドルに近いはずでした。

サイズが表記よりデカい!

UPANBIKE・ドロップハンドルバー 25.4mm 420mmの実寸

ところが、実際に届いたものを採寸してみると、表記寸法よりかなり大きいことが分かりました。商品ページでは外寸で420mmとなっていた幅が芯芯で425mm。従来品がスッポリ収まるくらいの大きさです。

同様にリーチは外寸で130mmのはずが芯芯で125mm、ドロップも外寸140mmのところが芯芯で140mmでした。想定よりもこんなにデカいと、今まで通りの体勢で乗れるはずがありません。

サイズは大きくなった一方で、重量はこれまで使っていた360gから331gに1割近くも軽くなりましたが、違いは分からないです。

ハンドルの交換に着手

ハンドルの交換に着手

ともあれ、ボヤいても仕方ない。早速、ハンドルの交換に着手しました。

折れたハンドルを外して新しいハンドルを付けると、ピストバイクみたいでカッコイイですねー。もうすぐまたコイツに乗れるんだと思うとワクワクします。

ケーブルをテープで固定

ケーブルをフィニッシングテープで固定

ケーブルは手元にあったVELOX(ヴェロックス)のフィニッシュテープで巻いて固定。以前にバーテープを交換するときにフィニッシュテープが付属していないものと思い込んで買ってしまったものです。

ちなみに、ケーブルガイド(配線用のくぼみ)はちゃんとあります。

ついでにブラケットカバーも交換

ついでにブラケットカバーも交換

シフターを装着後、劣化していたブラケットカバーも交換しました。レビューのところでスプーンを使えば良いと書かれていたのでその通りにしてみると、思ったよりも簡単にできました。

バーテープを巻き直して完成!

バーテープを巻き直して完成!

最後にバーテープを巻き直して完成。バーテープは買い直さないといけないかもしれないと思っていたんですけど、ギザプロダクツの「エラスティック バーテープ」のクオリティが高いのか、はたまた私の腕が良いのか、巻き直したとは思えないほどキレイに巻くことができました。

シャローからアナトミックに

シャローからアナトミックに

こうしてハンドルはシャローからアナトミックになりました。ランドナーじゃあるまいし、なんでシャローを装備していたのか今考えると謎ですが、ともあれ精悍な感じになったのは良かったと思います。

ただ、ハンドルの幅が35mmもワイドになったうえに、リーチも若干プラスになったため、どうにもハンドルが遠くなっていけません。かと言ってステムを買い替えると3千円以上も追加で投資しないといけないうえにハンドル周りのパーツも買い替える必要が生じるので、なんとか調整で対処することにしました。

サドルを前に、ハンドルを上向きに

サドルを前に、ハンドルを上向きにして調整

ダメもとで、まずはサドルを目いっぱい前にスライド。基本的に(自称)クライマーということもあって、特に問題は感じられませんでした。しかし、15mm前にやるだけではあと5~10mmほど足りないと感じたので、ハンドルの角度を少し上に傾けたところ、ちょうど良い感じに落ち着きました。

ハンドル幅をワイドにしたメリットは感じられず

ハンドル幅をワイドにしたメリットは感じられず

ハンドルの幅は自分の体格に合わせる必要がありますが、一般的にハンドルの幅を広くすると安定感がアップすると言われています。MTBに乗っていてもそれは実感できるので、今回のハンドルの交換でも同様のことを期待していました。

しかし、実際は逆でした。ハンドルの幅が広くなったことで、たとえば左手をハンドルから離すと、一気に右に傾きます。また、ダンシングのときは肩回りに力が入らず、どうにもシックリ来ません。

逆にハンドルの幅が狭ければ狭いほうが良いとは言いませんが、やはり自分の体格に合ったハンドルの幅を選ぶのが正しいのではないかと思います。慣れの問題はあろうものの、私の場合は390mmくらいのほうがバイクコントロールがしやすいと感じるところです。

 

というわけで、今回のハンドルの交換は成功とも失敗とも言えない、微妙な結果となりました。やっぱり、得体の知れないメーカーのハンドルなんて買うもんじゃありませんね。

ともあれ、久しぶりにロードバイクに乗ると、やっぱりMTBと違って軽いので爽快です。山に登っているときも「軽い!軽い!」と、思わず笑みがこぼれてしまいます。

こうなったら、フレームが折れるまでコイツにはトコトン付き合ってもらいましょう。

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