先日来、ビアンキJAB29.4のシフトが一発で決まらないと感じることが増えました。チェーンを交換してからそう感じることが増えたのでチェーンの長さを調整してみたものの変化なし。
しかし、しばらくしてシフトインナーケーブルが破断。そこでようやく、シフトインナーケーブルの劣化が原因だと分かりました。ホント、何年自転車に乗ってんだかと情けなくなります(苦笑)
ともあれ、ギアがアウタートップに入ったままでは平地での発進すら一苦労です。さっさとシフトインナーケーブルを交換することにしました。
シマノ・シフトインナーケーブルY60098911
ビアンキJAB29.4に乗って7年半になりますが、実はシフトインナーケーブルの交換は初めてです。てっきりMTBには専用のシフトインナーケーブルがあるのかと思ったら、ロードバイクと同じシマノ「シフトインナーケーブル SUS 2100mm×φ1.2mm Y60098911」で良いんですね。助かります。
今回交換が必要なのはリア側だけですが、ついでにフロント側も交換することにして、ケーブルを2本用意しました。
変速機の分解に大苦戦
次いで、DEORE(ディオーレ)のリアシフター(変速機)を分解しようとして大苦戦。ネットで調べても何か違っていて、なかなか中身を拝めませんでした。
結局、真ん中のネジ1本さえ外せば中身を拝むことができたんですけど、シフトインナーケーブルを交換するにはそれすら必要ありませんでした。
分解する必要はなかった
あとで分かったことですが、DEOREのシフトインナーケーブルを交換するのにリアシフターを分解する必要なんてなかったのですね。ネットで見つけた不正確な情報など参考にせずに最初からシフティングレバーのディーラーマニュアルを読めば良かったです。今回の場合は15ページの「モードコンバーターのない場合」を参照。
内蔵式フレームのため自力でケーブルを戻せず
ともあれ、リアシフターの分解で四苦八苦しているときに、とりあえずシフトインナーケーブルを引き抜いてしまいました。
ビアンキJAB29.4はケーブルがフレームの中を通っている「ケーブル内蔵式フレーム」という構造。私はてっきりフレームの中にもアウターケーブルが通っているものと思っていたのですが、インナーケーブルがむき出しでフレームの中を通っているものなんですね。
そのため、私のテクではフレームの中にシフトインナーケーブルを戻すことができず、またしてもサイクルベースあさひに助けを求めました(苦笑)その結果、いったん愛機を預けて2時間ほどでケーブルを交換してくださいました。費用は1本あたり税込1500円、前後で合計3000円でした。なお、ケーブルそのものは冒頭のものを持ち込みです。
あさひのスタッフによると、フレームの中にワイヤーを通す方法はいくつか考えられるそうですが、今回はBBの下の黒いカバー(上写真中央)を外して、ケーブルが通る穴を広く確保したうえで、ケーブルが穴から姿を見せるまでエイヤと根気良く何度も突くのがもっとも適切ではないかという話でした。
うーん…簡単そうでなかなか難しそうですね。次もあさひにお願いしようと思います。
いやー、自転車のメンテナンスってやっぱり難しいですね。今回も危うくシフターを壊してしまうところでした。
先日も油圧ディスクブレーキの油漏れであさひに助けを求めたところですけど、この間に実はヤマハ・Brace L(電チャリ)もあさひに2度も助けていただいています。1回目はプーリーが割れてしまってテンションごと交換、2回目はリアタイヤのパンクだと思ったらスーパーバルブ(虫ゴムなしのバルブ)の劣化でバルブ交換。
JAB29.4のように他店で購入したチャリでも面倒を見てくれるし、部品さえあれば当日中に対処してくれるので本当に助かります。
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