先日、娘の電チャリ(ヤマハ・PAS Ami(パス・アミ)PA26A)の後輪がパンクしまして、私が補修パッチを貼って直しました。ところが、キズが深かったためか、再び同じところから空気漏れ。パッチを貼ってもくっつかないのでチューブを交換することにしました。
電チャリの後輪を外してチューブを交換するのは厄介ですが、以前に「PAS CITY-X」で体験済みです。
しかし、勢い「パパに任せとけ!」と言ったものの、いきなり挫折してしまいました。
内装変速機が取れない!
CITY-Xのときと同じように、まず車体をひっくり返し、内装変速機のカバーを外します。
ところが、ここでいきなり手詰まり。内装変速機が後輪ハブから抜けないんです。
ハブから六角ナットを抜くには内装変速機を外さないといけないし、内装変速機を外すには六角ナットを外さないといけません。
反対側から外すことも試みましたが、やっぱり片側だけではどうにもならず。結局、近所の「サイクルベースあさひ」に駆け込みました。
ギアを1速に入れる
あさひの店員さんに事情を説明して、チューブの交換方法を横で見せてもらいました。
後輪の内装変速機を外すにはまずギアを1速に入れます。
ワイヤーを引き抜けば外せるように
ギアを1速に入れると、ゆとりが生じて変速機のワイヤーを外せる状態になるのでワイヤーを外します。そうすると、ハブの六角ナットの頭を抑えていた部品がフリーになり、六角ナットを外せてめでたく後輪を外せました。
「なんだ、こんな簡単なことだったのか―」と感心。CITY-Xのときはリアキャリアがなくてハブの周りにゆとりがあり、ワイヤーを外さなくても内装変速機が外せたのですね。
私だったら軽く1時間くらいかかるチューブの交換作業も、プロの手に掛かればたった15分ほどで完了。おまけに費用はチューブと工賃で税込3,380円と格安。ついでに前輪のブレーキ調整などもサービスでやってくれました。
さらに今回、ディスプレイスタンドがあれば車体をひっくり返さなくても後輪を外せるということを学習しました。どんな工具を使っているかということも確認できて、良い勉強になりました。
でも、せっかくチューブ交換の手順を理解できたのに、こうして楽することを覚えてしまうとまたあさひにお願いしてしまいそうですねー(苦笑)
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