娘がヤマハの「PAS Ami」に乗るようになって早6年。後輪の表面がツルツルになってしまいました。かなり薄くなっているようで弾力もありません。ほぼ毎日、山の上の学校に通っているので、当然これくらいは減るのでしょう。
PAS Amiの純正タイヤはブリヂストンの「E-マイティロード(26×1-1/2)」です。決して悪くないというよりむしろ相性は良いと思うのですが、おそらく割高な純正パーツをそのまま交換するというのは面白くありません。
そこで、いくつか候補を検討した結果、IRC(井上ゴム工業)の「足楽(あしらく)」に交換することにしました。
IRC・足楽26×1-1/2
IRCの足楽を選んだ理由は3点。まず、電動アシストサイクル専用タイヤであるということ。Eマイティロードもそうですが、電チャリは重いので普通のママチャリと同じタイヤを選ぶわけにはいきません。
2点目は、国産であるにもかかわらず中国製のEマイティロードより安いこと(2022年4月時点、amazonの場合)。ただし、付属のチューブは国産ではありません。
3点目は、以前にPAS Braceのタイヤを同じIRCの「METRO(メトロ)」にしてすごく良かったから。交換してからもう2年以上経ちますが、未だ路面に吸い付くような感覚でまったく滑らないのです。
交換スタート
以前にPAS Amiのチューブを交換した際は私では手に負えなくて、あさひに駆け込みました。しかしながらその際に手順を教えてもらったので、今回は自らの手でリベンジしたいと思います。
部品の取付け順序を間違ってはいけないので、最初に後輪ハブ周りを写真に記録しておきます。ギアを1速に入れ、ディスプレイスタンドで後輪を持ち上げ、分解開始。リアキャリアを跳ね上げ、スタンドを外し、最後にドラムブレーキをフレームから外してブレーキワイヤーケーブルを引き抜けばタイヤを外せます。
パターンの比較
前輪はまだ減ってないので今回は交換しません。リムにタイヤをハメたところで、パターンを比較してみました。
Eマイティロード(上写真左)は中心がスリックタイヤに近い感じですが、足楽(同右)はブロックタイヤに近いパターンなので、雨に濡れた路面でも安心して乗れるんじゃないかと期待しています。
ロゴはちょっとダサいかも
Eマイティロードに比べると足楽のロゴはちょっとダサいですけど、さほど意識して見ることはないので問題ないでしょう。
まったりした乗り心地に
無事にタイヤ交換を終えて試走したところ、Eマイティロードと比較してママチャリ然とした、まったりとした乗り心地になったように感じました。表面パターンの違いだけでなく、適正空気圧が足楽のほうが低いことも影響しているのでしょう(Eマイティロードが4.5気圧に対して足楽は3気圧)。
一方、グリップ力は現時点ではちょっと分かりません。PAS Amiはドラムブレーキなので、急ブレーキを掛けてもタイヤがロックしないからです。
あとは耐久性が気になるところですが、これについては経過を見て追記したいと思います。
ちなみに、IRCには「足楽プロ」というタイヤもあります。足楽プロのほうが耐荷重性能が高いということですが、娘は特に重い荷物を積むことはないので、今回はチョイスしませんでした。
楽天市場で見ると価格差は僅かなんですけど、amazonで見ると千円ほど違うんですよね。amazonでは自転車のパーツは売れ筋商品のほうが割安な価格設定になっていることが多く、結果的にコスパ重視で安いほうを選んでしまってることが多いように思います。
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