購入から2年半が経つ電動アシスト付き自転車、ヤマハ「PAS CITY-X(PA20CX)」がスローパンクするようになりました。
当初は虫ゴムが原因かと思っていたのですが、虫ゴム交換でも収まらず。チューブを引っ張り出してみると、とても2年半しか経っていないとは思えないほど表面が荒れていました(上写真参照)。
「こりゃあパッチを貼ってもまたすぐにパンクしそうだ」と思いつつパッチ処理するも、やはりまたすぐにパンク。観念してチューブ交換することにしました。
元々のチューブは20×1-1/8
元々装備されていたチューブはブリジストンの「20×1-1/8」でした。もちろんバルブは英式です。
ところが、CITY-Xのタイヤはスペックを見ると「20×1-3/8WO」です。おまけに、「20×1-1/8」の英式バルブのチューブなんて、アマゾンで探しても見つかりません。
なぜこういう組み合わせになっていたのか不思議ではありますが、すぐにパンク修理しないと妻が困るので、アマゾンに在庫のあった共和「20×1-3/8英式バルブ」を発注することにしました。本当はBBBかパナレーサーのほうが良かったんですけどね。
あとで冷静になって考えたら、近所の「あさひ」に持ち込むのが妥当だったかもしれません。チューブ交換が済んでから、息子に「パパって何でも屋やな」と言われてしまいました(苦笑)
共和・20×1-3/8英式バルブ
おそらくホームセンターには在庫がなく、自転車屋で買うよりも安い価格で、発注の翌日に送料無料で届くというのは実にありがたいことですね。
この「ミリオンチューブ20×1-3/8英式バルブ」は共和製となっていますが、発売元は堺市美原区木材通のアサヒサイクルとなっています。なんだ、チャリで買いに行ける距離だったんだ(笑)
PA20CXの後輪の取外しに着手
それではCITY-Xの後輪を取り外しに掛かりましょう。基本的には4ヶ所のネジを外せばOKです。
上写真はCITY-Xを裏返した状態ですが、まずは裏返さない状態で1番の内装変速機カバーのネジを取り外し、カバーも外します。先に裏返してしまうとネジが上から見えないので、普通に置いた状態のほうが作業しやすいです。
その後、CITY-Xを裏返して、2~4番のネジを外しますが、順番は入れ替わっても問題ありません。2番はリアブレーキのケーブルを固定しているネジです。3番と4番はリアシャフトを留めている六角ボルトです。
念のため、下にそれぞれの箇所の拡大写真を掲載しておきます。
PA20CX後輪ブレーキケーブル固定ネジ
PA20CX後輪シャフト右側ボルト
PA20CX後輪シャフト左側ボルト
これ、あとで写真撮っておいて良かったーと思いました。ヤマハのホームページで分解図を見ることができるんですけど、そこにはリアフェンダー(泥除け)のアームの位置が示されていないんですよ。
詳しくは下記のヤマハ部品情報検索をご覧ください。ちなみに私のは2015年モデルのCITY-Xです。
なお、今回リアタイヤを外すにあたっては下記のブログを参考にさせていただきました。併せてご覧ください。
車軸、チェーンを外して、チューブ交換
基本的には4ヶ所のネジを外せば後輪は外れるはずなのですが、実際にやってみるとなかなか厄介です。
まずプラーと呼ばれる部品。チェーンの長さを調整する機能を持ったパーツを考えられますが、これがちょっと邪魔です。緩めるとまた調整が必要になるのでイジりたくなかったのですが、結局イジることになりました。
あと、クランク側のチェーンカバーも一応外しました。そのほうがチェーンは外しやすいです。
チューブを交換するにあたっては、ブレーキケーブルがすごく邪魔に感じました。これも外しちゃえば簡単なんですけど、そんなことしたら後でブレーキの調整で難儀しかねません。なので、ここは敢えて避けて通りました。
無事にチューブ交換が完了
というわけで、無事にチューブ交換が完了しました。ついでに、ぶつけられて大きく凹んでいたリアフェンダーも簡単に板金しました。
ちなみに、サイクルベースあさひで電動アシスト付き自転車の後輪チューブ交換をすると、基本工賃は税込2,400円だそうです。それにチューブ代実費をプラスすればおよそ3,000円と言ったところでしょうか(2018年10月現在)。
私が作業した場合、ザッと1時間ほど掛かりました。手順さえ理解すれば次は30分くらいでできるとは思いますが、手間暇を考えるとプロに任せたほうが良いかもしれないと感じます。工具が手元にない人の場合はなおさらでしょう。
ロードバイクやMTBのほうがもっと簡単にチューブ交換できますし、同じ電動アシスト付き自転車でもスポーツタイプのBraceならVブレーキでフェンダーもないので、もっと簡単だと思います。一般的にメンテナンスが容易なママチャリですが、今回はむしろ厄介でしたねー。
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