ロードバイク(A1500PRO)のホイールの「振れ取り」をやってみた

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ブレブレのホイール

この記事は2016年5月4日時点の情報に基づいています(2024年2月18日一部更新)

「やっぱりグラベルキングにして良かったな~」と思いながら愛機を眺めていて、ふとホイールの振れが気になりました。

「そうだ、振れ取りをしてみよう。」

というわけで、漢(おとこ)もすなる振れ取りをといふものを乙男(おとめん)もしてみむとてするなり。

 

ホイールの振れ取りやってみた

結束バンドを目印にする方法もあるが…

結束バンドで目印を付けるにしても作業がしづらそう

振れ取りのやり方について調べてみたところ、専用機材を使わない方法としては結束バンドを目印として使う方法が一般的であることが分かりました。

しかしこの方法はどうなんだろう。まず、自転車のパーツではない結束バンドを目印として使用することに合理的根拠が見当たりません。どこを基準に目印となる結束バンドの長さを決めるのか。目印の長さを間違うと、スポークの調整を変に狂わせてしまう可能性があります。

さらに、結束バンドで目印を付けるとしたら、上写真の丸印のいずれかの位置になるかと思いますが、いずれの位置も作業がしやすいとは思えませんでした。愛機をひっくり返したところで、そんなに作業がしやすい感じがしません。

というわけで、邪道かもしれませんが、私はブレーキシューを基準に振れ取りをおこなうことにしました。

ブレーキを輪ゴムで固定

ブレーキを輪ゴムで固定

ぼっちなので、ブレーキを押さえてくれる人はいませんから、輪ゴムに代役を託しました(笑)

これでブレーキシュー同士の間隔を狭め、シューがリムに当たるところを調整するという作戦です。

PWTのニップルレンチを使用

PWTプロツールボックスにセットされているニップルレンチ

ニップルレンチはPWTのツールボックスにセットされているものを使用。

ホワイトペンで分かりやすく

ニップルのサイズの刻印に印をつけた

裏返すとニップルのサイズが彫られているんですが分かりにくいので、ホワイトペンで色を付けました。これだけでも作業が捗るはず。

ブレーキを徐々に締めながら調整

ニップルを占めたりゆるめたりしながら調整

最初はブレーキを少し握った状態でニップルの締め具合を調整し、徐々にブレーキを強く握った状態にしてさらにニップルの締め具合を調整していきました。その結果、リムとブレーキシューの間にコピー用紙1枚すら入らないほどのところまで調整することができました。

まさに紙業(かみわざ)!(←基本アホです・苦笑)

約30分で振れ取り完了!

振れ取り完了!

作業は前後ホイールで約30分で完了。

ニップルを1/8回したら反対側のブレーキシューに当たるくらいまで調整できました。ホイールを回してみても、左右のブレはほとんど目視できないレベルです。もっとも、ディスプレイスタンドに乗せた状態だと、愛機全体が揺れるので、実際のところはどうだか分かりませんが…。

あと、振れ取りはできましたが、現状ではホイールは真円ではありません。極端に言うと、楕円形もしくは多角形となっていると思われ、上下のブレは2mmはありそうです。

これも修正したほうが良いだろうとは思いますが、さすがにこれは専用機材がないと無理でしょう。そこまで追求するつまりはないので今回はスルーしたいと思います。

振れ取りしてみたがよう分からん

滝畑ダム湖畔は23℃

振れ取りした翌日、とりあえず滝畑ダムまで往復20km強を試走してみました。しかし、正直言ってその効果はよう分かりません(苦笑)

ただ、強いて言えば、今までよりもまっすぐ走ることを意識するようになったくらいですかねー。

あと、ブレーキは遊びが少し多くなったような気がちょっとだけします。もっとも、それは理屈通りでしょう。

そんなことよりも、やっぱりグラベルキングは素晴らしい。本当に地面に吸い付くような感覚。それでいて乗り心地はサイコー。地道に振れ取りするよりもタイヤを変えるほうが感触の変化はすぐに得られます。

今日は天気が良くてまさにサイクリング日和でした。滝畑ダム湖畔でも23℃あります。腰さえ痛くなければ100kmくらい走りたかったです。

滝畑ダム湖畔BBQ場は盛況

滝畑ダム湖畔BBQ場は第一駐車場が7~8割方埋まるほど盛況

お天気が良いゴールデンウィーク中ということもあり、滝畑ダム湖畔BBQ場は盛況でした。お昼過ぎの時点で第1駐車場が7~8割方埋まっているという感じです。

ウチも久しぶりに子供を連れてBBQしようかなーと思いました。

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コメント

  1. Izumi より:

    振れ取りは、機材がないと基準がはっきりしないので、難しいと思います。振れ取りと同時にセンターも合わせないといけませんしね。
    それにスポークのテンションメーターも必要。
    なので、ボクは、今のところ振れとりは、自転車屋さんに任せてます。
    車輪を回して車体が揺れるのは、ホイールバランスが悪いせいなので、ホイールバランスは取った方がいいです。
    大まかなホイールバランスでも、かなり体感できます。
    大して参考になる記事ではないですが、以前書いたブログです。
    http://plaza.rakuten.co.jp/akmix/diary/201402200000/

  2. 収納マン より:

    Izumiさま
    いつもアドバイスをくださりありがとうございます!
    ホイールバランスの件、以前にも拝見しましたが、ようやくその重要性が理解できるようになりました。
    以前は「マメな人だな~」とまるで他人事にしか思えなかったんですが(苦笑)
    早速、トライしてみたいと思います!

  3. 収納マン より:

    Izumiさま
    早速やってみたんですけど、ホイールをちょっと回すとその分だけちょっと回って止まる感じでした。
    センサーのマグネットも付けているのでホイールバランスがちゃんと取れているはずもないのですが、やり方が拙いんでしょうか?

  4. Izumi より:

    マグネットを付けているのは、前輪でしょうか?
    たまたまマグネットを付けた場所が、バランスを取れた状態にしてくれている場合もあります。
    後輪の場合だと、チェーンを外してやらないと、バランスを取れません。
    タイヤとホイールのアンバランスが打ち消しあって、偶然バランスが取れている場合も有ります。
    自転車を逆さにして、クイックリリースを緩めて作業すれば大丈夫だと思います。

  5. 収納マン より:

    Izumiさま
    ありがとうございます!
    そう言われれば、クイックリリースを緩めずにやってました(-_-;)
    マグネットを付けているのは後輪です。
    それと車体が揺れるのはペダルを回した時だけで、ディスプレイスタンドに乗せた状態で直接タイヤを回した場合はほとんど揺れはありません。
    とりあえずもう一度試したいのですが、いまバイクを裏返せないほど腰が痛いので、また後日改めてトライしたいと思います^^