サイクリング中に転んで鎖骨を折ったのと同時に、愛機(アートサイクルA1500 PRO)も壊れてしまいました。
いや、正確に言うと復活できたのですが、そうとは知らずに事故から1年半後に新しいロードバイクを発注。それからちょうど1年後となる昨年のクリスマスに届きました。
ところが、忙しくてなかなかセッティングができず、最近になってようやく乗ることができましたので、遅ればせながら私の2台目のロードバイクを紹介したいと思います。
※この記事は2023年2月26日時点の情報に基づいています
ブリヂストン・ANCHOR RL6D Tiagra 2022
こちらが私のNew bike、ブリヂストンの「ANCHOR(アンカー)RL6D・Tiagra(ティアグラ)2022年モデル」です!
サイクルショップS-STAGEにて2021年12月半ばに購入。価格は税込168,900円(西濃運輸支店止め)。
どうしてこれを選んだかという話はまた追々説明するとして、今回は一通りスペックや使用感を紹介したいと思います。
カラー:ガンメタリック×ハードマットクリア
期せずして、アンカーは2022年度モデルが最後のカラーオーダー対応となりました。発注時はそんなことになるとは露知らず、32色の中からガンメタリック色のハードマットクリア仕上げをチョイスしました。
アルミフレームですが、鉄管みたいで渋い。ただ、サメ肌のようにザラザラしているのでダンシングするときにタイツが擦れます。あと、防犯シールがくっつかなくて、カーボンフォークに貼る羽目になりました(苦笑)
ちなみに、RL6Dはケーブル内蔵式フレームです。自分でメンテンナンスできるようになるのが当面の目標です。
コンポ:Tiagra
コンポは基本的に4700系ティアグラです。1台目のA1500PROは5800系105だったので、それよりスペックダウンした格好です。
105のシフターは変則時に「カシャンッ」という感じですが、ティアグラは「カッ・チャ」といいます。良く言えばクリック感が強い。悪く言うと、シフトダウン時のストロークが長い、0→40km/hのロケットスタートがスムーズにできない、息子が乗ってるTourney(ターニー)に近いフィーリングです。
そう言うとダメダメな感じに思われるかもしれませんが、個人的には悪くないと思っています。
ブレーキ:機械式ディスクブレーキ
このモデルは機械式ディスクブレーキを搭載しています。実は上位の105モデルは油圧式ディスクブレーキで、普通ならそちらのほうが良いという人のほうが多いんだろうと思います。しかしながら、私はMTB(ビアンキJAB29.4)の油圧式ディスクブレーキで自分ではメンテが難しいと感じたので、敢えて機械式のほうを選びました。
ともあれ、下ハンを持つと割りと利くのですが、ブラケットを持つと利きは期待したほどでもなく。キャリパーブレーキよりは利くのかな、という感じですかね。
ハンドル幅:420mm&ステム長:110mm
ハンドル幅は420mm(芯々)、ステム長は110mmをチョイスしました。いずれも選択可能な最大のサイズです。ちなみに、フレームサイズは510(適正身長:169~182cm)。
アンカーの発注後にA1500PROが奇跡の復活、さらに突然ハンドルが折れて420mmのものに交換したところ、ポジションの調整に難儀しました。それで、アンカーのハンドル幅のチョイスは失敗したなと思っていたのですが、実際に乗ってみるとこれが実に良い塩梅。このモデルはシクロス寄りの構成なので、結果的には正解だったかなと思います。
ちなみに、バーテープはギザプロダクツの「エラスティック バーテープ」と同じものではないかと思います。いまA1500PROに装着しているものです。
サドル:SELLE ITALIA X1
標準サドルはSELLE ITALIA(セラ・イタリア)「X1」。A1500PROに装着している「セラSMP HELL(ヘル)」に比べると硬いです。先端にお尻を当てて坂を上るときも、なんとなく当たりが悪い。けど、これはこれでなんか良い感じです。ザ・ロードバイクって感じがします。
タイヤ:DISTANZA 700×32C
標準のタイヤはブリジストンの「DISTANZA(ディスタンザ)700×32C」。セミスリックと言ったら良いんでしょうかね。路面抵抗は少ないはずですが、32Cなのでオンザレール感は少なくて、同じ700×32Cのタイヤを履いている息子のクロスバイクとほぼ同じ印象です。
ただ、荒れた道を走っていても安心感があるし、クッション性も少なからずあります。なので、山ばかり走っている私には向いていると思います。
とにかく「素直」な乗り心地
まだ数えるほどしか乗れていないのですが、ANCHOR RL6D Tiagraに乗って感じるのは、とにかく素直な乗り心地ということです。走る、曲がる、止まる、という基本的な動作が、過不足なくダイレクト。当たり前のことのはずですが、これまで乗っていたA1500PROはそうではなかったと感じます。
やっぱりアンカー、いいですね。別に最初からアンカーに決めていたわけではなく、たまたまロードバイク市場全体が品薄の中で選択肢の一つとして候補に上がって最終的にこれまでのイメージも背中を押してコレに決めたという感じですが、少なくとも間違いではなかったと思います。
最後のカラーオーダーモデルとなれば、満足度もひとしおです。
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