MTBのチェーンをFSA「CN-910」からシマノ「CN-HG95」に交換

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この記事は2019年3月28日時点の情報に基づいています(2024年2月24日一部更新)

寒い季節は気持ちゆったり走れるMTBに乗ることが増えます。ロードバイクほど風を切って走らない、重いので体が温まりやすいということもあるのでしょうが、振動が体に響かなくて心地良いのだと思います。

しかし、それもマシンの整備が行き届いていればこそ。どうもアウタートップでギアが滑るような感じがするので、とりあえずチェーンを交換してみることにしました。

 

元のチェーンはFSA「CN-910 10S」

シマノCN-910 10S+FSAミッシングリンク

もともと愛機「ビアンキJAB29.4」に装備されていたチェーンはFSAのチェーン「CN-910 10S」で、同じくFSAのミッシングリンクで繋いでありました。

ちなみに、愛機のコンポは以下の通り。

  • フロントディレイラ:シマノ Acera
  • クランクセット:Fsa Gamma Drive MegaExo, 42/32/24T
  • リアディレイラ:シマノ Deore 10s
  • スプロケット:シマノ Deore 10s, 11-36T

 

シマノ「CN-HG95 10S HG-X」をゲット

シマノ「CN-HG95 10S HG-X」

しかし、調べてみるとamazonなどでは「CN-910 10S」が手に入らないようだったので、代わりにシマノの「CN-HG95 10S HG-X」を購入しました。「CN-HG54」よりも若干高価ですが、HG95はSIL-TECというフッ素加工が施されているため、変速がスムーズでサビにくいということでコレにしました。

なお、HG95にはチェーンピンが1本付属しています。

取り付ける向きに注意

「CN-HG95 10S HG-X」取り付け方向

HG95は車体右側に「HG-X」の文字が見えるように取り付ける必要があります。これだけ大きく書いてあれば普通は見逃しません。

私はこの紙の存在に気づかず、ネットで調べてしまいましたが(苦笑)

チェーンカッターが壊れた

PWTのチェーンカッターが壊れた

たかがチェーン交換とナメていたつもりはないのですが、新しいチェーンをチェーンピンで固定するときにPWTのチェーンカッターを破損してしまいました。

コマが変形してしまった

コマが変形してしまった

さらに、壊れたチェーンカッターで無理にチェーンピンを押し込んだところ、コマ(リンク)が変形してしまいました。しかも、その影響でコンマ数mmほどピンの頭が飛び出してしまっています。

チェーンの取り付け方を間違えた

リアディレイラーにチェーンを通すときに位置を間違えてしまった

動揺していたらミスが重なるもので、リアディレイラーにチェーンを通すときに位置を間違えてしまいました。あわやチェーンを切らないといけないかと思いましたが、リアディレイラーを分解することで事なきを得ました。

 

早速、試走に出てみると、これがすこぶる調子が良くて、ギアチェンジがかなりスムーズになりました。さすが新品、さすがSIL-TECです。

今回は約4,000kmでチェーンを交換したのでちょっと早いかなと思いましたが、たった3千円弱でこれだけ気持ち良くギアチェンジできるなら価値があります。

そんなことを思いながらアウタートップで全力で走っていると、またクランク20回転に1回ほどチェーンが滑る感じが…。トップだけでなく、8速あたりでもたまに滑ります。

これはやっぱりスプロケットを交換するしかないと観念しました。次回はその模様をお送りします。

続編

これは軽い!スプロケットをシマノ「CS-HG62」から「CS-HG50」に交換
ビアンキJAB29.4のスプロケットをシマノ「CS-HG62 10S 11-36T」から「CS-HG50 10S 11-36T」に交換しました。約2割も軽くなり、シフトチェンジもスムーズ。アウタートップでギアが滑る現象も解消されました。
この記事を書いた人
収納マン

師匠に勧められて2013年から電チャリに乗り始め、翌年MTB、さらに翌年ロードバイクを購入。まさか自分がピチピチのジャージを着て走るなんて思いもしませんでした(苦笑)詳しいプロフィールはこちら

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