貼るヘルストロン!?パナソニックの高周波治療器「コリコラン」試してみた

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妻が誕生日プレゼントにと言って、パナソニックの高周波治療器「コリコラン」(EW-CRA518-K)を買ってくれました。直接、肌に貼るなどすることで、高周波で肩のコリや腰の痛みを改善してくれるというものです。

最近、私はほとんど肩凝りや腰痛がなくてあまり必要性を感じないのですが、ありがたく使わせてもらうことにしました。というわけで、今回はそのレビューをお送りします。

※価格および仕様はすべて2022/06/15現在

 

パナソニック「コリコラン」EW-CRA518-K

パナソニック「コリコラン」EW-CRA518-K

3万円以上もするコリコランのパッケージを開けると、こんなにたくさんの物が入っています。

基本は本体と充電器

コリコランの本体と充電器

ですが、基本はキンキラの本体4つと充電器さえあればOK。最初は充電されていないので、まずは付属のACアダプターで充電します。

ちなみに、充電器の底面には単4電池が4本入るようになっており、電池で充電することも可能です。旅行などの出先で使うこともできるわけですね。

粘着テープで肌に貼り付ける

コリコランは粘着テープで肌に貼り付ける

コリコランには、「肌にやさしい」と「粘着力強め」の2種類の装着テープがそれぞれ32枚ずつ付属しており、これで肌に直接貼り付けます。

粘着力強めでも2~3回も剥がせば粘着力はほとんどなくなります。

付けたまま外に出るのは厳しい感じ

コリコランは付けたまま外に出るのは厳しい感じ

コリコランは低周波治療器と違って刺激がなく、最大48時間つけっぱなしでコリをほぐすものです。

しかしながら、本体の直径は約32mm、厚みは約7.5mmと決して小さくないので、薄着だと洋服の表面に響いてしまいます。また、首に近いところに付けていると、丸見えになります。

腰に貼った場合は、トイレに行くたびに落ちないかと不安になります。お風呂に入るときも当然剥がすので、粘着力はどんどん弱くなっていきます。

なので、コリコランを付けたまま外出するというのはちょっと難しいと感じます。

服に直接取り付けることも可能

コリコランは服に直接取り付けることも可能

コリコランは付属の装着リングを使ってシャツなどに取り付けることもできます。ただし、洋服がシワになるし、透けて見えるうえに、肌との密着度が下がるので、腰の場合はパンツ、上半身の場合はコンプレッションウェアなどに固定するのが良いでしょう。

また、コリコランを付けていることを忘れて、洗濯してしまわないように注意が必要です。

腰アタッチメントでの固定も可能

コリコランは腰アタッチメントでの固定も可能

コリコランには腰アタッチメントというベルトが付属していて、これに装着リングでコリコランを固定し、腰に巻き付けることもできます。

これならトイレの度に落とす心配をする必要がなく、粘着テープも不要で低ランニングコストで使うことが可能です。

個人的には寝てるときに使うのが一番良い

ここのところ私は自宅でパソコンの前に座って仕事をしていることが多いのですが、それでも時々外出します。そのため、コリコランをいちいち貼ったり剥がしたりするのは面倒ですし、粘着力が落ちてコリコランを落としてしまわないかと気になるのもイヤです。

そうすると、コリコランは寝ているときに付けるのが一番良いということになるんですね。最初はゴツゴツ当たって痛いんじゃないかと思ってましたが、まったくそんなことはありません。

軽いコリなら数時間で解消

冒頭でも申し上げた通り、私は最近あまり肩凝りや腰痛に悩まされることがありません。しかしながら、軽い肩凝りや腰痛のときにコリコランを使ってみると、だいたい3時間くらいで改善することが多いように思います。

あくまで私一人の感想に過ぎませんが、効果はあるんじゃないかと思います。

コリコランは「貼るヘルストロン」

コリコランは高周波で血管を拡張、血行を促進し、肩や腰のコリを改善するものです。低周波治療器のように刺激はなく、ピップエレキバンを貼っているようなものです。

もしくは、ヘルストロンに近いと私は思いました。ヘルストロンは3000~12000ボルトの高電圧で高周波を発生させる医療器具です。コリコランは充電式なので低電圧ですけど、高周波を利用するという点では似ていると言えます。

理屈はさておき、さすがに頭から足まで高周波を当てられるヘルストロンには敵わないですけど、コリコランは手軽に同様の効果を得られて良いと思います。

使いたいときに電池切れ

というわけで、コリコランはさすがに高価なだけあって効果が実感できたのは良かったのですが、ひとつだけ難点があります。それは、使おうと思ったときに電池切れになっていることが多いということです。

コリコランを約48時間使えるようにするには約9時間の充電が必要ですが、約3時間の急速充電で約24時間使うことも可能です。ただ、本体に電源ボタンがなく、充電器から外すと勝手に放電してしまいます。常時充電しておかないと、使うには3時間の充電が必要なわけです。

毎日肌身離さず使うなら常時充電しておけば良いのでしょうけど、たまに使う私のような者にはちょっと使い勝手が悪いように思います。

今回購入した量販店モデルEW-CRA518-K
CHECKERの色が違うだけのカタログモデルEW-RA518-K

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