数ヶ月前のこと。妻が腰が痛いとか、マッサージチェアが欲しいとか言うようになりました。
しかし、我が家のリビングには立派なマッサージチェアを置くスペースはありません。そのため、私はドクターエアの「3Dマッサージシート・プレミアム MS-002」を中心に検討しました。これならソファの上に置いて使えるので場所を取らず、飽きて使わなくなっても邪魔にならないからです。おまけに、安く済みます。
そこで、家電量販店を回って色々と座り比べてみたのですが、マッサージシートでは妻はもちろん、私もまったく満足できませんでした。最終的に満足できたのはファミリーイナダの「ルピナスROBO」とパナソニックの「リアルプロ」の2台。しかし、ルピナスROBOはあまりにもデカすぎるので、リアルプロを買うことにしました。
※この記事は2022年9月の購入時の情報を基にしています
リアルプロEP-MA102納品
パナソニックの「リアルプロEP-MA102」の購入を決断したのは2022年6月のこと。しかしながら、半導体不足などで受注停止になっていたため、受注再開後の8月下旬にイーベスト楽天市場店で購入。搬入経路確認（出張無料）を経て1ヶ月後に納品となりました。
重量、サイズとも、冷蔵庫と同じくらいなので、二世帯住宅の2階の我が家にも運び込める大きさではありますが、やはり実物を見ると不安になります。
メーターモジュールでも結構ギリギリ
我が家はメーターモジュールなので尺モジュールに比べると階段の幅は広めで、手摺りを外せば約86cmあります。リアルプロの搬入には最低72cmあればOKということになっているのですが、パンツを履かせると結構ギリギリです。
配送員2人で約105kgのいびつな形のマッサージチェアを持ち上げるのは本当に大変そうでした。あとで聞いたところ、リアルプロを2階に上げるお宅はほとんどないそうで、普通なら吊り上げになることが多いとのこと。
なお、イーベスト楽天市場店で購入の場合、2階への搬入は別途税込4,400円が必要でした。
寝室に設置完了
ともあれ、配送員のおかげで無事に寝室にリアルプロが設置されました。ルクソールベージュ色はハードメープルのフローリングにピッタリです。
防音対策マットを敷く
下階は私の書斎なので騒音の心配はないものの、念のため「防音対策マット」をリアルプロの下に敷きました。80×120cmでちょうど良かったですが、ゴールドベージュ色を発注するつもりが間違えてナチュラルベージュ色を買ってしまいました。
マッサージチェア用の防音カーペットというのは他に見つけられなかったんですけど、届いてからこれはサンゲツの「サンシンフォニー」だということが分かりました。まったく滑らないのは良し悪しですが、十分な厚みがあり（約1cm程度）、そこそこ防音効果を発揮してくれていると思います（下階からは動作音が少し聞える程度）。
シングルベッドと同じくらいの大きさ
リアルプロはリクライニングさせると最大幅85×200cmとなり、シングルベッドとほぼ同じ大きさです。こんなにデカいものは我が家のリビングには置けないので、寝室に置くことにした次第です。
結果的に、これは大正解でした。リクライニングさせるとテレビは観ることができないし、ほぼ100％途中で寝落ちするからです。寝室のほうが雑音もなく、照明を落としてリラックスして使えます。
首かけ＆スタンドホルダーでスマホ視聴
代わりにスマホを視聴できるように壁側にホルダーを取り付けようかと考えましたが、リクライニングすることを前提とすると位置や角度を決めるのが難しいと思いました。
そこで、ニトリ・デコホームの「首かけ＆スタンドホルダー」を使用。これならリクライニングしてもまったく問題なくスマホを見たり操作できます。
なお、デコホームでは販売を終了してしまいましたが、同様のものはスリコなどでも購入可能です。
タッチパネルで操作が簡単
話があちこち飛んでしまいますけど、リアルプロはタッチパネル搭載で一般的なリモコンに比べて操作が簡単です。体のどこをマッサージしているかもリアルタイムで分かりやすいです。
ルピナスROBOは画面がデカすぎて邪魔、なのに表示などが分かりにくくて、その点もリアルプロに決めた理由のひとつです。
エアーバッグ＆足裏が最高！
私の実家にあった半世紀前の電気あんま機はただ背中をゴリゴリ押してくる感じのものでした。いくら時代が進んだとは言え、基本的にマッサージチェアというのはそういうものだと思っていたんです。
ところがリアルプロはまったく別次元。「ヒューマンハンドエアーバッグ」が肩、腕、太腿、膝下、足などを揉み解してくれたり、上から押さえつけることで下からの揉み解しを効果的にしてくれます。また、リクライニングしたり、下から突き上げることで、体全体をストレッチしてくれます。
妻と私のお気に入りは「強力足裏ローラー」。これが足の裏をゴリゴリ揉んでくれて、本当に気持ちが良いです。これだけでもリアルプロを買う価値はあると思います。
なお、電気代は温感機能を使っても標準19分のコースを1日あたり2人が使って1ヶ月で80円程度（パナソニック調べ）。電気代が高騰している昨今、この経済性は助かります。
公式動画でリアルプロをご覧ください
私がアップした動画は動作音などを知るには役立ちますが、リアルプロの良さを理解するにはまったく役に立ちません。なので、こちらのパナソニック公式動画をご覧ください。
最初はマッサージシートとか、もっとシンプルなマッサージチェアを買おうと思っていました。逆に、こんなゴツゴツしたマッサージチェアを買う理由がまったく分からなかったのですが、やっぱり実際に試してみたらデカくても最上位モデルが欲しくなってしまうものなのですね（苦笑）
ちなみに、マッサージチェアは買ってしばらく経つと物置と化す（＝使わなくなる）ことが多いそうですけど、納品から1ヶ月が経って、我が家では家族全員がほぼ毎日使っています。妻は皆勤賞だそうです。
デカいし、高いので、誰にでもオススメできるシロモノではないものの、「マッサージチェアが欲しい！」と思われている方には是非オススメしたい逸品です。
なお、2022年11月上旬に新型の「EP-MA103」が発売されます。内部プログラムの一部がアップデートされているものの、機械的には102とまったく同じのようです。
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