今年もボチボチお中元の品定めをする頃合いかと思います。例年、同じものを贈れば良いところもある一方で、そうはいかないところは悩ましいですよね。
おまけに今年は何でも値上げの様相。同じものを贈っても「あれ、今年は量が少ないな…」なんて思われることもあるかもしれません。もしくはいつもより予算をアップせざるを得ないかも…。
ならば、お中元にウナギなんてどうでしょうか。今年はかなり値上げされるそうですから、もらったらうれしい人も多いはず。しかも、お中元シーズン(関東以北:7月初旬~15日、東海~中国:7月中旬~8月15日、九州:8月1日~15日)と土用の丑の日(2022年夏は7月23日と8月4日)はちょうど重なります。
というわけで、楽天プレミアムパートナー制度でお中元企画としてポイントをいただいてウナギを試してみましたので、今回はそのレビューをお届けしたいと思います。
ますよね・ニホンウナギ蒲焼き
今回のお中元企画で商品を選ぶにあたっては、選定を妻に一任しました。食べ物のことは妻のほうが詳しいからです。
このたび妻がチョイスしたのは、越前かに問屋「ますよね」の「特大にほんうなぎ蒲焼き 肉厚100g×4切」、送料&税込4,480円。
ウナギ一匹がスーパーで千円からで買えることを考えると、半匹分×4切=2匹分で4千円オーバーというのは決して安くありません。一方で、ウナギなんてピンキリですから、1匹あたり2千円でも美味しければむしろ割安です。つまりは味次第というところでしょう。
ちなみにこちらはお中元と言っても包装紙はなく、「お中元」と印刷したシールを外箱に貼ってくれるのみ。梱包テープの貼り方も雑で、しっかりと綴じられていません。エコと言えばその通りですが、かなり近しい人でないと失礼に当たると思います。
たれと山椒×4セット付き
クロネコヤマトのクール便で届いたウナギの箱を開けると、冷凍された真空パックのウナギが4枚。たれと山椒のセットが4つ。解凍後の温め方などを書いた紙も入っています。
ちなみに、6月8日に届いて賞味期限は翌年12月16日まででした。実に1年半。急いで食べる必要がないのはありがたいと思います。
きっちり100g×4パック
今回届いたものは100g×4切ということで、念のため実際に量ってみたところ、袋を含めて103g、106g、109g、109gでした。こういうのはちょっと多めに入ってるもんだと思ってましたけど、本当にキッチリ量っているのですね。さすが職人技。
ちなみに、ウナギの大きさは縦70~80mm、横120~160mm、厚み15mm未満といったところ。薄くはないけど「肉厚」と強調するほどのことはないです。
レンチンOKですぐに食べられます
こちらの真空パックされたウナギは解凍後、1週間以内に食べればOK。なので、冷凍庫がパンパンでもしばらくは冷蔵庫に入れておいて問題ありません。
温めは湯煎またはレンチンでOK。湯煎なら沸騰したお湯にそのまま入れて5分、電子レンジの場合は袋の角を少し切ったうえで1~2分温めればすぐにいただけます。
※「送料無料ライン」対象外の商品もあるので、注文の際にはご注意ください。
普通に美味しい!妻も息子も大満足
さて、オーソドックスにうな丼にしていただきたいと思います。
ウナギが大好きな妻は、大満足の様子でした。妻が選んだとは言え、私としてもホッとしました。
ウナギが好きでも嫌いでもない中学生の息子も美味しいと言ってました。それこそ1匹あたり千円くらいのウナギは小骨が残っていたり、端のほうが固かったりすることがありますが、これはそういうことがなく食べやすいとのこと。言われてみれば確かにその通りです。
最後に私の感想を申し上げると、まあ普通に美味しいと思います。ウナギ屋さんで食べる3千円以上のうな重と比べると劣りますが、スーパーで買うとしたら1匹あたり2千円は下らないクオリティーは確実にあると思います。皮は薄くて柔らかく、身もほろっと箸で崩せる感じです。
関東風?関西風?
こちらのウナギの販売元である「ますよね」は福井県敦賀市の会社です。そして、こちらのニホンウナギの産地と加工地は台湾。焼き方が関東風と関西風のどちらかは明示されていません。
しかしながら、商品ページの写真を見る限り、腹開き(関西風)ではなく背開き(関東風)のようです。頭も取って焼いています(関東風)。一方で、工程を見る限りは関東風のように蒸すという工程はありません。それでも、一般的な関西風よりは少しサッパリした口当たりのように感じます。
つまるところ、こちらのウナギは関東風と関西風の折衷と見たほうが良さそうです。
以上の通り、今回購入したウナギの蒲焼きはとても無難な印象を受けました。税込4,480円という価格でも決して高くはなくて普通に美味しい。おまけに、誰が食べても違和感が少ない焼き方のように思います。
産地や焼き方にウンチクを言う人には向かないかもしれませんが、冷凍でいつでも美味しいウナギが食べられることに喜びを感じてもらえる人には良いのではないでしょうか。私の妻はウナギが大好きなので、また買っても良いかなと思います。
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