最近、自転車に乗っても全然速く走れません。モチベーションが上がらないのが最大の原因かと思いますが、筋トレをしていないことも原因のひとつだと認識しています。
分かっちゃいるんですよ。でも、いつでもどこでもできるはずなのにできてないんですよねー(苦笑)
それこそモチベーションの問題です。トレーニング器具でもあればやる気になるかなと思っていたところ、突っ張り式の「懸垂バー」を試す機会に恵まれましたのでレビューしたいと思います。
TOP FILM・懸垂バー
今回ご紹介するのはTOP FILMの「懸垂バー(プルアップバー)」です。
こういう商品があることは以前から知ってましたが、家庭用の超強力極太タイプの突っ張り棒でも耐荷重は80〜50kgくらいなわけですよ。にもかかわらず、”最大耐荷重200kg”とか言われてもにわかには信じられません。本当だったとしても家を壊すことになりかねないなどと思ってスルーしていました。でも今回、いただけるなら試してみようかと思った次第です。
パッケージには懸垂バー本体のほか、壁の凹み防止用の補強板(約4mm厚のシナ合板)と円形の粘着テープが付属しています。
超強力つっぱりシステム
こちらの懸垂バーは3kg近くあり、洋服を掛けるための突っ張り棒とは比べ物にならないほどの重量感です。端部もとてもゴツくて、かなり強力に突っ張れると感じます。
接地面はゴムっぽい素材
洋服を掛けるための突っ張り棒は接地面が平滑な樹脂製であることが多いですが、こちらはゴムっぽい素材です。建具や凹み防止板に突っ張るならこっちのほうが滑りにくくて良さそうですね。壁紙に直接は避けたほうが良いと思います。
取付け方は動画で
こちらの懸垂バーには取扱説明書が付いているのですが、取り付け方については一言も記されていません。そのため、取り付け方が分からず戸惑いました。
でも、あとで取扱説明書をよく見たら、隅にYouTubeの動画のQRコードが貼られていました。それが上の動画です。
取り付け開始!
それでは実際に取り付けて参りましょう。まずは懸垂バーの両端をくるくる回して長さを伸ばします。
そして、ドア枠に軽く突っ張ったら、バー全体を回してより強めに突っ張ります。
床からの距離を測って水平をキープ
突っ張り棒は水平を維持しないと十分な耐荷重を得られません。端部から床もしくは天井までの距離を測ることで水平を出します。
今回はそのまま下を通っても私の頭がぶつからない、高さ188cmにセットしました。レーザー距離計を使うと一人でも正確に測ることができます。
ちなみに、今回はドア枠への設置なので凹み防止板は使っていません。なお、端部の奥行は63mmあるので、ドア枠はそれ以上の奥行が必要です。
取り付け完了!
さらに突っ張って、最後にワンタッチレバーを固定すれば取り付け完了。ワンタッチレバーはバーが回転して全体の長さがが縮まないように固定するためのものです。
早速、恐る恐るぶら下がってみたところ、見事に落下しました(苦笑)それで、ドア枠がミシミシ言うまで更に強く突っ張ったところ、ぶら下がっても大丈夫になりました。
懸垂開始!
このように体重70kg弱の私が懸垂をしても問題ありません。
この高さだと足が床に着いてしまいます。しかし、完全にぶら下がれる位置に取り付けると、懸垂をしたときに頭を打ってしまいます。なので、これくらいでちょうど良いかなと思います。
見た目は意外と気にならない
今回は私のオフィスの入り口に取り付けたので懸垂バーが玄関から丸見えです。しかしながら、意外と見た目が気になることはありません。
ただ、かなり強力に突っ張るため家の躯体にも影響がまったくないわけではなさそうです。隣がトイレなのですが、引き戸を開けるたびに戸が擦れる音がするようになりました。鉄骨やRCなら心配ないのかもしれませんけど、その可能性があることは頭の隅に入れておいたほうが良いと思います。
器具があると楽しい!
私が高校生だった頃は懸垂を20回以上できていました。今やってみたら10回もできません(苦笑)もう何年もやっていないので当然と言えばその通りですが。
でも、少しでも若かりし頃に近づきたいと思って頑張ってしまいます。やっぱりトレーニングは器具があると楽しいです。
しかも、部屋を出入りする度にその存在に気付くので、忘れてしまう心配がありません。掃除などの際に邪魔になることもないというのも助かります。
というわけで、設置に際して色々と不安があった懸垂バーですが、取り付け方さえ分かれば設置そのものは簡単でした。私がぶら下がってもまったく問題なく、安心して懸垂をすることができます。
懸垂バーは本当に良いです。楽しくトレーニングできるし、場所も取りません。価格も4千円前後ということですからコスパも優れていると思います。
これは結構オススメできると思いますよ~。
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