ロードバイクの復活を機にヘルメットを新調しました。もともとOGK KABUTO(オージーケーカブト)の「 REGAS2(リガス2)」を使ってましたが廃番になってしまったので、価格帯の近い「REZZA2(レッツァ2)」を購入した次第です。
サイクリング用のヘルメットって、高いからと言って事故率や死亡率が下がるわけでもなく、かと言って安いものを買うとキノコ頭になってカッコ悪いんですよねー。また、フィット感が良くなかったりします。
そんなわけで、とりあえず手頃な1万円までくらいで、好きなメーカーのヘルメットを買うという人が多いのではないかと思います。もちろん、私もその一人です。
別にヘルメットに詳しいわけでも何でもありませんが、今回購入したREZZA2(レッツァ2)を少し前に購入した「VITT(ヴィット)」と比較するかたちでレビューしたいと思います。
REZZA2とVITTの比較
正面
まずは正面から見た場合。VITTは筋肉質なシルエット、それに対してREZZA2はペターンとした印象です。
上面
続いて上面。VITTはLサイズ(頭囲:59-60cm)、REZZA2はM/Lサイズ(頭囲:57-60cm)を購入したのですが、REZZA2のほうが1cmほど前後方向が長いです。ちなみに、幅はほぼ同じです。
背面
VITT、REZZA2ともに、後頭部にXF-8アジャスター(上下4段階調整可能)を採用しています。VITTのほうが後頭部に塗装面が多く、それと比べるとREZZA2は発泡素材が剥き出しな感じです。
側面
横から見ると、VITTのほうがずんぐりとした印象、REZZA2のほうがシュッとしています。先ほどREZZA2のほうが前後方向に長いと申し上げましたが、VITTのほうが1cmほど高さがあるので、余計に団子っぽいわけですね。
内側
インナーパッドはVITTのほうが弾力があるように感じますが、実際のところ大差はありません。それよりも違いを感じるのはアゴ紐で、REZZA2はシナッとしている一方、VITTのほうが硬いです。もっとも、これも装着時に有意な差があるわけではありません。
ちなみに、外寸ではVITTより1cmほど前後方向に長いREZZA2ですが、内側の違いは5mm程度です。しかしながら、アジャスターで調整してしまえば差は感じられません。
それよりも横方向のフィット感が違います。装着者の頭の形状によって好みは変わるでしょうけど、個人的にはVITTのほうが側面に遊び(すき間)が多く、REZZA2のほうがちょうど良い感じにフィットします。VITTは”側頭部が張り出した円形の頭部形状が多いアジア系人種の頭部骨格”に合わせて設計されているそうなので、私の頭の形は非アジア人的ということなのでしょう。なお、内寸幅自体はどちらもほぼ同じです。
被った状態で比較
正面
ヘルメットってそれ自体はカッコ良く見えても、実際に被ると全然イメージが違っちゃったりするんですよね。そこで、被った状態でも比較してご覧に入れたいと思います。
なんかラッスンゴレライみたいですが(苦笑)、まずは正面から。個人的にはREZZA2はのっぺりしたデザインなので、ボリューム感のあるVITTのほうがデザインは好きです。
側面
側面を比較した場合は、甲乙つけがたいところです。私はVITTをビアンキのMTBに、REZZA2をロードバイクに乗るときに着用するので、それぞれに合うデザインかなと思っています。
ちなみに、VITTにはマグネットで着脱できるシールドが付いているのですが最近は使っていません。どうしても隙間から風が入ることがあってコンタクトレンズが乾きやすいのと、それよりもシールドが付いていると下に置いたりハンドルに引っ掛けたりしにくいからです。そんなわけで、REZZA2にも別売のシールドを取り付けることができるのですが、今のところその予定はありません。
というわけで、デザインの好みはさておき、丸顔の人や眼鏡の人にはVITT、面長の人や価格重視の人にはREZZA2がオススメなのかなと思います。
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