先日、アマゾンで「レッグバッグ」なるものを見つけました。
サバゲーをする人などにはお馴染みのアイテムのようですが、私には斬新に見えました。ちょうどパタゴニアのワンショルダーに飽き始めていたということもあり、類似品を物色した結果、シマノのランガンバッグに行き着きました。
シマノと言っても自転車用品ではなく、釣り用品です。そのため、ポケットがたくさんあり、細かな釣り道具を分別収納するのに適しています。ただ一方で、私が使う場合は長財布が入らないという問題がありました(入ってもかなりギリギリ)。
そこで改めて物色したところ、同じ釣り用具のタカミヤ「REALMETHODランガンバッグM」に巡り会いました。しかし、これはちょっと失敗だったかもしれません。
タカミヤ・REALMETHODランガンバッグM
タカミヤのランガンバッグが魅力的だと感じたのは、ポリウレタン撥水加工を施したポリエステル製でハードに使え、しかもカッコイイというところです。そりゃあ釣りに携行するのですから丈夫なのは当然ですけど、タウンユースのなんちゃってとはガチ度がまったく違うわけです。
YKKのフラップバックル、止水ファスナーなどのディテールも私好みでした。
大容量かつ出し入れしやすいメインポケット
なにより魅力的だったのは、大容量かつ出し入れしやすいメインポケットです。さすがに上部は飛び出してしまいますが、上写真のように2リットルのペットボトルもほとんど収まってしまうほどです。
しかも、開口部はマジックテープで留めるだけなので、長財布を入れても出し入れがスムーズ。タウンユースでも手軽に中身を取り出したり、元に戻すことが可能です。
フロントポケットでも長財布が十分収まる
大容量なのはメインポケットだけではありません。フロントポケットも十分で、20cm近くある長財布も収納可能です。
フロントポケットの内側にはネオプレン製ポケットも付いており、6インチくらいのスマホを保護しながら収納するのに最適と思われます。
ちなみに、フロントポケットおよびメインポケットの表面にもファスナー収納ポケットがありますが、いずれも指4本が入るくらいの容量です。
側面メッシュポケットには500mlは入らない
側面にはメッシュポケットが付いています。普通なら500mlのペットボトルが入りそうに思えるのですが、そこまでの容量はありません。プルームテック(電子タバコ)の純正ケースを入れるのにちょうど良さそうな大きさです。
このように、スペック面では大満足だったタカミヤのランガンバッグでしたが、非常に重要な問題がありました。
レッグバッグではなく巨大なウエストバッグ
まずこれは私の勘違いだったんですけど、タカミヤのランガンバッグはレッグバッグではありません。太腿に固定するためのベルトがなく、下に長いウエストバッグと言える形状です。
そのため、自転車に跨るときにすぐにズレてしまいます。走っていると、膝の動きに合わせてパタパタと上下に動きますし、だんだん正面にズレていきます。
デカすぎて電気工事のオッサンみたい
今回はLサイズではなくMサイズを購入しましたが、それでもデカすぎました。タカミヤのランガンバッグを身に付けていると、電気工事のオッサンが身に付けている工具ベルトのように見えるんですね(苦笑)
特に無骨に感じさせるのが、バッグ上端の左右に飛び出した耳の部分。ここをつまむと簡単にメインポケットを開くことができて便利なのですが、これによって相当大きく見えてしまいます。冬場に凍えた手で開けるには非常に便利そうですけど、見た目は二の次ということのようです。
タカミヤのランガンバッグはヘビーデューティーに作られており、使い勝手も非常にナイスです。釣りはもちろん、アウトドアやタウンユースでも便利だと感じること間違いなしでしょう。
しかも、コスパ最強。これほどのスペックで3,000円を切るというのはスゴすぎます。他のブランドのバッグの価格がボッタクリにしか思えないほどです。
とは言え、さすがにこれを身に付けて電車に乗るのは無理っぽいです。アーミーブーツに迷彩パンツならマッチするかもしれませんけど、スニーカーではバランスが悪いです。あと、ウエストバッグのように腰にベルトを回す場合は、着る服を選ぶと感じました。
というわけで残念ながら、タカミヤのランガンバッグはキャンプやBBQなどのアウトドアで使うようにしたいと思います。
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