最近ときどき息子とサイクリングに出掛けるようになり、息子が「スマホホルダーが欲しい」と言い出しました。そこで、廃車予定だった私のロードバイクからミノウラの「iH-220」を外して息子のクロスバイクに移植しました。
ところが、前回お話しした通り、私のロードバイクが復活したためスマホホルダーを手配し直す必要が発生。やっぱりミノウラ製、でもさすがに同じものは面白くないということで、「iH-700」を購入することにしました。
ミノウラ・iH-700
これまで使っていたiH-220はスマホの大きさに合わせてパーツを組み合わせる必要があり、また対応するハンドルバー経に応じて2サイズが用意されていました。一方で、iH-700はこれ1台で22~35mmのハンドルバー経に対応。スライドウィング(上写真左の黒いパーツ)もスマホの厚みが12mm以上のときに組み替えるだけで、基本的にはそのまま使うことができます。
ちなみに、iH-700にセット可能なスマホの大きさは短辺55~85mm、長辺123~170mm、厚み6~18mmとなっています。つまり、iPhone SEも、iPhone 13 Pro MaxもOKというわけですね。
スマホの長さに応じて伸縮
スマホおよびケースの厚みが6~12mmの場合は、長手方向に伸縮させるだけでOK。2本のシリコンバンドが電源ボタンなどを押さないようにバランスを考えながらセッティングします。
また、ハンドルバー経に合うように3つのパッキンから最適なサイズのものを組み合わせて取り付けます。
スライドさせてロックで取り付け
iH-220は両側から挟み込むように取り付ける方式でしたが、iH-700はスライド部を引き出してスマホを挟み、下側のレバーを回すことでロックすれば、あとは2本のシリコンバンドで固定するだけです。
iH-220は4点固定、それに対してiH-700は3点固定となりますが、iH-700のほうがシッカリ固定されており、しかもスマホの固定が楽です。
スマホの回転が可能
iH-700はスマホを回転させることができます。もっとも、画面を回転させて何をするのか、ちょっとイメージが湧かないです。なお、振動で意図せず画面が回転することはありません。
ちなみに、現行モデルのiH-220も回転が可能です。私がこれまで使っていたものは旧仕様なので回転しません。
左右どちらかにクリアランスがあればOK
iH-220からiH-700に変えてもっとも良かったと感じることのひとつが、iH-220の場合は左右両側にクリアランスを残す必要があるのに対し、iH-700は左右どちらかだけでOKということです。指1~2本分ほどのことですが、ハンドル周りにいろいろ取り付けたい場合は助かります。
見た目もプラスチッキーさが薄まり、スマートに見えます。
従来のiH-220を使っていたときは、スマホを買い替えるたびに上下のパーツを変えたり長さを調整したり、取り付け位置を変えるたびに取付金具を買い足す必要があったりして面倒でした。iH-700はそういった煩わしさから解放してくれます。
おまけに取り付けは楽になり、スマホの安定感も良くなり、クリアランスも少なくなり、見た目も格好良くなりました。ほぼ良いこと尽くめですが、強いてデメリットを挙げるとすればシリコンバンドを2本留める必要があることくらいでしょうか。
iH-700の価格はiH-220よりも2割ほどアップするものの、もはやスマホホルダーはiH-700一択で問題ないと思います。
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