リアギアが滑るのでスプロケットを5800系からR8000系に交換!

当ブログは広告を掲載しています。詳細はこちら

この記事は2018年6月18日時点の情報に基づいています(2024年2月22日一部更新)

前回ご報告した通り、無事にBB付近から鳴るカチカチ音が解消しました。残るはリアギアが滑る問題だけです。

BBもしくはフロントギアからカチカチ音が鳴る→ペダル分解で異音が解消
この記事は2018年6月17日時点の情報に基づいています(2024年2月22日一部更新) 先日来、プーリーを105からデュラエースに変えたり、シフトインナーケーブルを交換したり、メンテナンスを頑張っております。しかし、未だにリアギアが滑る現...

ちなみに、リアギアが滑るというのは、具体的には以下のような現象です。

  • 30km/h以上でリアをトップに入れて巡航していると勝手に11速から10速に落ちる
  • 坂道でトルクを掛けるとガリーッという音を伴ってスプロケットでチェーンが滑る感じがする

特に厄介なのが後者です。インナー&ローに入れているときに滑ろうものなら、もはや坂を登れません。もっとも、インナー&ローなんて岩湧の森あたりの急登でしか使いませんが(苦笑)

あと、リアギアが滑るのと同時に、ひどいときはフロントでチェーンが外れてしまうときがあります。そうでなくともケイデンスが上がっているときにリアギアが滑るとヒヤッとするので、心臓に良くありません。

この現象は少し前にチェーンを交換する以前から発生していました。その後、シフトインナーケーブルやプーリーを交換しても改善せず。もちろん、リアディレイラやチェーンのテンションの調整もぬかりありません。

スプロケットのメンテナンスをしたりチェーンルブを変えても改善しません。まだ7,500kmほどしか走っておらず、スプロケットが摩耗しているようにも見えなかったのですが、もう他に原因が考えられないことから、スプロケットを交換することにしました。

 

アルテグラCS-R8000(12-25T)

シマノ・アルテグラ CS-R8000 12-25T スプロケット

これまでシマノ105のCS-5800(12-25T)を使ってきたので単純に同じものを交換するかたちでも良かったんですけど、走行距離からしてリアギアが滑る現象の原因はスプロケットの消耗ではない可能性もあるので、ついでにアルテグラにバージョンアップしてしまおうと考えた次第です。

R7000系105はまだ入手できないけれど(2018/06/14時点)、R8000系アルテグラのCS-R8000(12-25T)なら手に入るということもありました。どうせなら、やっぱり最新のものが欲しいですからね。

CS-R8000はCS-5800より耐久性が高いらしい

CS-R8000の表面

CS-R8000の表面はCS-5800よりもザラっとした質感で、表面処理が違っており耐久性が高いそうです。また、CS-5800(12-25T)が269gなのに対してCS-R8000(12-25T)は243g。26g(約10%)も軽くなっています。

いざ交換!

CS-5800を外す

後輪を外し、105のスプロケットを外していきます(※上写真は少し前にスプロケットのメンテナンスをしたときの様子です)。PWTのホローテック2用ツールセットに入っていたフリーホイルリムーバー&チューナーを使ってエイヤと外します。

今日から僕もアルテグラ

アルテグラ CS-R8000 12-25T スプロケット

ものの5分もあればスプロケットの交換が完了。これで今日から僕もアルテグラです(笑)

パッと見た目は105と変わらず

パッと見た目は105と変わらず

スプロケットはアルテグラ、プーリーはデュラエース。しかし、パッと見た目は105と変わりません。こういう状態ってシブくて好きだなー。

それにしてもまあ、なんだかリア側だけ良い装備になってしまいました(笑)

早速試走→さすがアルテグラ!!

滝畑ダムまで試走

スプロケットをアルテグラにチェンジして、早速、滝畑ダムまで試走に出掛けることにしました。

アルテグラ効果は、走り出してすぐに実感することができました。

まず、シフトチェンジがスムーズ!今までガチャコンとギアチェンジしていたのが、コンマ何秒か短くなったような感じがします。

そして、ペダルが軽い。スプロケットが軽量化したからか、はたまたスプロケットの抵抗が少ないからでしょうか。

 

さすがアルテグラ!

まさに今の私にふさわしいスプロケット!

 

こういう現象を何というかご存知でしょうか?

そう、これこそかの有名な「プラシーボ効果」というやつです(爆)

冗談はさておき、やっぱりアルテグラはスゴイ

金剛山ロープウェイ前

しかし、スプロケットをアルテグラに変えたことで得られたのはプラシーボ効果だけではありません。

まず、リアのジャーッとなる音、ラチェット音って言うんでしょうか。これがかなり良い音を奏でるようになりました。アルテグラのスプロケットは音響効果が良いのかもしれません。

そして、タイムが縮まりました。私の場合、滝畑ダムへ行くときは35分を切ったら早いところが、34分を切りました。これはたぶん過去最高のタイムで、約3%の短縮です。

さらに翌日、金剛山ロープウェイまで走ったところ、これまで53分を切ったことがなかったのが、51分台を叩き出すことに成功しました。前日同様、決してタイムトライアルに挑戦したわけではなく普通に走ったつもりなんですけど、これも約3%の短縮です。

シフトチェンジや音の良し悪しはあくまで私個人の主観ですが、タイム短縮は紛れもない事実です。次にスプロケットを変えるときは迷わずデュラエースを選びたいと思います(爆)

 

CS-R8000はCS-5800の約1.5倍の価格です。と言っても、2,000円ちょっとの差です。

2,000円で美味しいランチを食べてもその幸せは一瞬ですが、アルテグラ効果は数千km続きます。その間、俺はアルテグラだという満足感を得ることができるうえに、実際に速く走ることができるわけです。そう考えると、決して高い買い物ではありません。

かと言ってアルテグラやデュラエースのロードバイクがポンと買えるかというとさすがにそういう気分にはなれませんが(苦笑)、身の丈に応じた範囲でコツコツとやっていこうと思います。

なお、今回はアルテグラに変えたことで得られたメリットを中心に書きましたが、もちろんリアギアが滑るという問題はこれで解消されました。これで躊躇うことなく全力で踏み込めます。

あと、今回は消耗したCS-5800からの買い替えということで、新品のCS-5800もしくはCS-R7000に交換した場合はどうかということは知る由もありません。あしからずご了承ください。

関連記事

デラえーっす!シマノ105にデュラエース用プーリーを付けてみた
この記事は2018年4月21日時点の情報に基づいています(2024年2月21日一部更新) 愛機のリアディレイラーをいくら調整しても、テンションプーリーのところでチェーンが外れてしまうので、これはもうプーリーを交換するしかないと決心しました。...
フロントギアが滑るのでチェーンリング(FC-5800)を交換
フロントギアが滑るのでシマノ105のチェーンリング(FC-5800)を交換することにしました。TONE・ビットラチェットセットBRS20のトルクスT30を使用。その過程で、固定ボルトを1本紛失していたことが発覚しました。交換後はダイレクトにトルクが伝わり、ガリーという異音も解消されました。
この記事を書いた人
収納マン

師匠に勧められて2013年から電チャリに乗り始め、翌年MTB、さらに翌年ロードバイクを購入。まさか自分がピチピチのジャージを着て走るなんて思いもしませんでした(苦笑)詳しいプロフィールはこちら

収納マンをフォローする
自転車
スポンサーリンク
収納マンをフォローする

コメント