私は普段、デスクトップパソコンを使っています。その際、夜間は有線イヤホンを使っていたのですが、イヤホン端子の接触が悪くなり、USB接続のヘッドセットを使うようになりました。しかしながら、USB端子までもが接触不良に見舞われたので、Bluetooth子機を使ってイヤホンをワイヤレス化することにしました。
最近は安いワイヤレスイヤホンがたくさんあります。一方で、高価なものも少なくありません。ぶっちゃけ私としてはそんなに音にこだわるわけではないので安いもので十分。それでもいくつか検討してみたいと考え、楽天プレミアムパートナーで提供いただいた商品を軸に4モデルを比較してみることにしました。
ワイヤレスイヤホン4機種を比較
スペック一覧
メーカー | TWS | サウンドピーツ | KYH | 3COINS | |
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商品名 | G05 | TrueShift | T08 | ワイヤレスステレオイヤホン インナータイプ |
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サイズ(mm) | イヤホン | 23×18×26※ | 26×24×23 | 40×17×18 | 42×17×17 |
充電ボックス | 80×30×51 | 83×59×27※ | 45×54×23 | 72×36×29 | |
重量 | イヤホン | 5g※ | 5.5g | 3.25g | 4g |
充電ボックス | 76g※ | 94g※ | 25.5g | 32g | |
Bluetooth | 5.1 | 5.0 | 5.3 | 5.0 | |
接続距離 | 10m | ||||
バッテリー | イヤホン | 55mAh | 45mAh | 不明 | 30mAh |
充電ボックス | 2,000mAh | 3,000mAh | 不明 | 300mAh | |
連続再生時間 | 4.5時間 | 3時間 | 5時間 | 4時間 | |
ケース充電回数 | 15回 | 22回 | 6回 | 2回 | |
イヤホン充電時間 | 不明 | 1.5時間 | 不明 | 1時間 | |
ケース充電時間 | 不明 | 3.5時間 | 1時間 | 1.5時間 | |
対応コーデック | 不明 | SBC、AAC | 不明 | SBC、AAC | |
防水 | IPX6 | – | IPX7 | – | |
製造国 | 中国 | ||||
付属ケーブル | USB A-C | ||||
税込価格 | 3,740円 2022年5月29日現在 |
1,980円 2022年5月9日購入時 |
2,387円 2022年5月5日購入時 |
1,650円 2022年5月29日現在 |
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商品詳細 | G05 | TrueShift | T08 | インナータイプ |
※収納マンによる実測
TWS/G05
まずは今回ご提供いただいたTWSの「G05」から。G05はイヤホンを15回充電できるバッテリー容量があるだけでなく、スマホなどを充電するモバイルバッテリーとして使えるというのが最大の特徴です。また、IPX6の防水機能もあります。
G05はやたらと高音質であることを謳っているのですが、今回比較した4機種の中ではぶっちゃけ一番音質が悪いです。一方で、4機種の中で僅かながらもっとも遅延が少ないような気もします。
イヤホンの形状は後述するサウンドピーツに比べると小ぶりなカナル型で耳に収まりやすいのですが、半面で耳から落ちることもあります。
サウンドピーツ/TrueShift
サウンドピーツの「TrueShift」は今回比較した4機種の中ではもっとも高く評価できると思います。TrueShiftは3,000mAhのモバイルバッテリーとして使えるほか、音質や安定感がもっとも良いと感じました。音飛びや他のBluetooth機器との干渉も少ないです。
それもそのはず、TrueShiftはもともと5~6千円程度で販売されていたものがディスカウントされたものなのです。今回は前述のG05と同価格帯のカナル型でモバイルバッテリーとして使えるという点で似ていると感じて比較対象に選んだのですが、比べる相手が悪かったように思います。
悪い点はあまり見当たらないのですが、強いて言えば大きめのカナル型なのでときどき耳のフィット感が良くないと感じることがあるということくらいでしょうか。
KYH/T08
KYHの「T08」は購入時にamazonベストセラー1位ということでチョイスしました。しかしながら、試してみた結果としてはベストセラー1位なんてまったく信用できないってことですね。他のBluetooth機器と干渉することもしばしば、音飛びも少なくないし、何よりイヤホンをケースから取り出しにくいというのが一番イラッとします。
ですが、音質そのものはそんなに悪くはありません。インナー型で耳へのフィット感は悪いですけど意外と耳から落ちることもないです。IPX7の防水機能というところも安心材料かと思います。
3COINS/ワイヤレスステレオイヤホンインナータイプ
今回は普段からワイヤレスイヤホンを使っている妻にも協力してもらいました。これまで妻が使っていたスリコの「ワイヤレスステレオイヤホンインナータイプ」はザックリ言うと、音質や付け心地は前述のT08とほぼ同じ感じです。ただ、突然Bluetooth接続が切れてしまうことが少なくなくて、接続した瞬間に切れてしまうこともあります。安定性という点では最悪と言えるでしょう。
良いところを挙げるとしたら、残量をデジタル表示してくれるところくらいでしょうか。
というわけで、今回比較した4機種の中ではサウンドピーツのTrueShiftが断トツでした。やっぱり、腐ってもメーカー品。逆に言うと、どこのメーカーか表示されていないようなものは買うもんじゃないと改めて思いましたね。得体の知れない商品はスペックが不明だったり、商品ページと商品パッケージ等で書かれていることが違っていたりすることも多いので信用なりません。
残念ながらサウンドピーツの現行モデルでモバイルバッテリーにもなるワイヤレスイヤホンというのはないようですが、サウンドピーツなら3千円以下のモデルも充実しているので、次にまたワイヤレスイヤホンを買うときはサウンドピーツを中心に検討したいと思います。
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