2年ほど前に駐車場に施工したアトムハウスペイントの「フロアサイン」が剥がれてきてしまいました。
より正確に言うと、施工直後から剥がれ始めていました。特に炎天下でフロアサインの上で車のハンドルを切られると、激しく剥がれてしまうのです。
辛うじて数字は判読できるものの、遅かれ早かれ読み取れなくなってしまいます。そこで、同じものをまた施工しようかと思いましたが、結局また同じ結果に終わることは明らかなので、違うものを試すことにしました。
新富士バーナー・ロードマーキング
今回チョイスしたのは新富士バーナーの「ロードマーキング」です。アトムハウスペイントのフロアサインが粘着式だったのに対し、こちらはバーナーの熱で溶着するタイプとなっています。
破れたフロアサインを剥がす
今回はまず破損したフロアサインを剥がすところからスタートです。道具など使わなくとも手で簡単に剥がせてしまうのですからダメダメです。炎天下はどうも苦手のようです。
清掃してプライマーを塗布
塗れ雑巾で清掃したうえで、下地処理をします。本来は専用のプライマーを使うべきかと思いますが、フロアサインを貼ったときに使用したアトムハウスペイントのフロアサイン用下塗りスプレーは溶着タイプにも使えるとのことなのでこれを塗布します。
バーナーで溶着する
ロードマーキングを地面に置いて、岩谷産業のトーチバーナーで溶着します。新富士バーナーのロードマーキング用カセットガスバーナーを使わないと厳しいかなと思いましたが、市販のトーチバーナーでもまったく問題なかったです。
ミカンの皮のようにボコボコに
こんな風にミカンの皮のように表面がボコボコになるまで熱したら完全に溶着します。油断するとすぐに焦げてしまうので注意が必要です。
熱して10分くらいほどは指で触ると軟らかいですけど、以後はカチカチに硬くなります。意外と厚みがあります。
ロードマーキングの施工が完了
こうして、思いのほか簡単にロードマーキングの施工が完了しました。
施工から2週間が経ちましたが、炎天下でも剥がれることはなく、真上でハンドルを切られてもまったく損傷しません。こんなに良いものがあることは知らなくて、最初からこれにしておけば良かったと後悔しました。
いやはや、特殊な道具を使うことなく、DIYでこんなにクオリティーの高いことができるなんて感激です。1文字あたり700円前後という価格は決して安くないですけど、缶スプレーとステンシルを買ってきてもそれなりのコストは掛かるし、何よりこんなに簡単には施工できません。
商品説明に記載されている通りペイントタイプの6倍もの耐久性があるなら、コスパは良いと言えるのではないでしょうか。
2023/04/21追記:
平滑なコンクリート、しかも塗装をした上とあって、徐々に剥がれてきてしまいました。そのため、平タガネで削って表面を荒らし、新たに貼り直しました。
結果的に半年も持たなかったことになりますが、剥がれていなかった3番だけは破損が少なかったので、アスファルトの上なら耐久性は問題ないのではないかと思います。
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