わたくし収納マンの新居には駐車場が4台あります。1台は自家用、残り3台は基本的に来客用です。
ちょうど1台分ずつコンクリートに黒い目地(エラスタイト)が入っているので、一応、駐車位置は分かります。ただ、道路からバックで駐車するときに目印がないので分かりにくいのと、来客からどこに停めて良いのか聞かれるのが面倒です。
そこで、コインパーキングのようにナンバリングすることにしました。1、2、3、4と、順番に番号を振るわけです。
最初は駐車場用のステンシルを使ってスプレーで数字を書くことを考えました。ただ、白っぽいコンクリートに30cm程度の数字だけでは見にくいです。おまけに、黒字では夜にほとんど見えないし、黄色とかオレンジ色というのもちょっとなあ…という感じ。
いろいろ検討した結果、シールタイプのフロアサインを貼ることにしました。
アトムハウスペイント・フロアサイン
今回手配したのはアトムハウスペイントの「フロアサイン」です。
これならステンシルを使ってスプレーするよりも失敗する可能性が低いです。反射材(ガラスビーズ)が含まれているので夜間の視認性も期待できます。
ただ、白っぽいコンクリートにこれをそのまま貼ったところで目立つはずがありません。そこで、下地にアサヒペンの「道路線引き用スプレー黒」を塗ることにしました。
塗装面を掃除してからマスキング
それでは早速、作業開始。まずは地面をキレイに掃除します。念には念を入れ、掃除機も掛けました(笑)私はDIYで木くずや鉄粉をまき散らすので、土間用の掃除機があるのです。
掃除が済んだら寸法を測ったうえでマスキングします。もちろん、普段使っている屋内用ではなくコンクリート用のマスキングテープを使います。こんなところでケチってスプレーがハミ出したら一生の汚点が残りますからね。
なお、角の部分はスプレー缶でアールを取りました。これはズボラしましたね(苦笑)
ダンボール箱で囲って下地塗装開始
普通ならマスキングで囲った枠の外はビニールシートで養生するところですが、今回は面倒臭いのでダンボール箱で囲って道路線引き用スプレーを噴射しました。
しかし、これはちょっと失敗でした。ダンボール箱で囲っているので風にあおられても塗料が遠くに飛ぶ心配がない反面、囲われているので手が動かしにくくてどうしてもムラになってしまいます。もっとも、缶スプレーでムラなく塗るなんて相当難しいと思いますけどね。
下塗りスプレーを噴射
二度塗りしたあと、20~30分(夏期、冬期は40~60分)放置して道路線引き用スプレーが乾いたのを確認したら、フロアサイン専用下塗りスプレーを噴射します。「本当に必要なのかなー?」って感じですが、フロアサインが剥がれて全滅することを考えたら保険のようなものです。
フロアサインを貼ってゴムハンマーで圧着
また20分ほど放置して下塗りスプレーが乾いたのを確認したら、いよいよフロアサインを貼っていきます。剥離紙をめくって地面に粘着面を貼り、あて布をしてゴムハンマーで圧着します。
マスキングテープを剥がして完成!
そして、最後にマスキングテープを剥がして完成です!
我ながらなかなかの出来栄え♡
我ながらなかなかの出来栄えです。息子からは「パパ、これ仕事にしたらええんちゃうん?」と褒めていただきましたよ(笑)
ちなみに後日談ですが、炎天下でフロアサインの上にタイヤがある状態でハンドルを切ったら一部が剥がれかかってしまいました。無理矢理もとに戻してまたゴムハンマーで圧着したら復元できましたけど、地面がアスファルトじゃなくてコンクリートでツルツルし過ぎているのが良くなかったんですかね?
トラスコ中山・ノンスリップテープ
ここからは余談。母が玄関ポーチの階段が白っぽくて見にくいと言うので、階段の縁に黒いテープを貼ることにしました。トラスコ中山の「すべり止め用ノンスリップテープ屋外用」です。
基材はアルミ、表面は粗い紙ヤスリのよう
このノンスリップテープの基材はアルミで、表面は粗い紙ヤスリのようです。ちょっとやそっとで破れそうにありませんし、簡単には滑らなさそうで、階段の縁に貼るにはもってこいな感じです。
ゴムハンマーで圧着して完成
こちらも仕上げにゴムハンマーで圧着して完成です。エクステリアの雰囲気を損なうことなく、階段の視認性をアップすることができました。
こちらは5ヶ月近く経った今もまったく剥がれる気配はありません。母からも見やすいし滑りにくくて安心と大変好評です。車をバックで停める際にも視認性がアップして良かったと思います。
我が家だけでなく、一戸建ての場合は玄関に階段があることが多いのでオススメです。
駐車場にナンバリングしたことでますます賃貸ハイツっぽくなってしまいましたが(苦笑)私としてはそれも含めて満足です。だって、お金なさそうに見えるじゃないですか。実際ないんですけど、泥棒に狙われる心配がなくて良いです。
今回ナンバリングしたのには、実はもう一つ理由があるのです。それについてはまた次回のお話ということで…。
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