品切れが続いているRakuten Hand(楽天ハンド)をようやく手に入れ、楽天モバイルの従来型プラン(組み合わせプラン)からUN-LIMIT VI(アンリミット6)にプラン変更しました。
家族は全員、3月までにプラン変更させたのですが、私だけのんびりしていてHandを買い損ね、再入荷を待っていたためプラン変更が遅れたのです。
たまたま4月12日(月)の18時頃に購入画面に進んでみると在庫があり、慌てつつも慎重にクレジットカード番号などを確認してから申込完了しようとしたらエラーとなって結局買えず。翌13日(火)の18時頃に再チャレンジしてようやく買えました!
Rakuten Hand
家族が契約したOPPO(オッポ)のReno3AやA73は最初から液晶画面にフィルムが付いており、透明のTPUケースも付属していましたが、Rakuten HandはUSB A-CケーブルとACアダプタのみ付属でシンプルなものです。他についているのは「安全上のご注意」と電源ボタンなどの説明書だけ。
カラーはクリムゾンレッドにしました。別に赤色が良かったわけではなくて、白色が欠品中で、黒色だと家族のスマホと見分けがつきにくいからという理由です。
初めてスマホに水貼り
Rakuten Handはディスプレイの左右の端が曲面になっています。また、ディスプレイの中央付近に指紋センサーがあり、多くの専用フィルムにはそこに丸印が付いていて目障りらしいです。
そこで、曲面ディスプレイに対応し、丸印もない、PDA工房の「Flexible Shield(フレキシブル・シールド)【光沢】」を貼ることにしました。
こちらは水貼り。スマホのディスプレイを濡らせて、その上にフィルムを乗せ、スクイージーなどで水を押し出してフィルムを定着させるという貼り方です。
買ったばかりのスマホをビシャビシャに濡らすなんて生まれて初めてですよ(苦笑)
車窓用スモークに比べたら簡単
”上級者向け”とか”WET貼付キットが必要”とかさんざん脅されましたが、実際にやってみると車窓用のスモークフィルムを水貼りするのに比べたら屁でもありませんでした。こちらはフィルムが厚いし、面積も小さいですからね。
手近にあった空のスプレーボトルに食器洗い用の中性洗剤と水道水を入れてスマホに吹き付け、フィルムを乗せて位置調整をしてから、定規などで水を押し出していくだけです。ディスプレイとフィルムの間に多少気泡が残っても自然と抜けるそうですが、水貼りを終えた時点で気泡はひとつもありませんでした。
ちなみに、こちらのフィルムにはウエットシートやクリーニングクロスは付属していません。そこが難易度を上げてるのかもしれませんね。
(祝)ちゃんと電源が入った
スピーカーなどにモロに水が掛かりましたが、幸いにしてちゃんと電源が入りました。
曲面までフィルムがキレイに貼れたのでとても満足です。フィルムはTPU素材なので指の滑りは悪いですが、自己修復力が強いのでキズの心配はほとんどありません。
ケースは納期と価格重視でチョイス
Rakuten Handがしばらく在庫切れで買えると思っていなかったのでケースなどはまったく準備していませんでした。なので、買ってから慌てて納期と価格重視で税込450円のTPUケースを購入。まったく問題ありません。
iPhone5&MotoG6と比較
初代iPhoneSEと同じ大きさのiPhone5、それと直近まで使っていたモトローラのg6と、Rakuten Handを並べて比較してみました。
Rakuten HandはiPhone5よりやや幅が大きく、それよりも縦長になっています。iPhone5が登場したときも「縦長だなー」と思ったものですが、Rakuten Handはさらに縦長なんですね。
また、Moto g6は5.7インチなのに対し、Rakuten Handは5.1インチ。躯体はRakuten Handのほうが随分コンパクトに見えるのですが、画面の大きさは意外と小さくない感じです。ちなみに、iPhone5は4.0インチ。
なお、重量はiPhone5が112g、Rakuten Handが129g、Moto g6が162.5gです。Moto g6と比べると30g強しか違いませんけど、めっちゃ軽く感じます。
Rakuten Handのここが〇ここが×
最後にRakuten Handを1週間ほど使って良かったことと悪かったことをまとめてみます。
まず良かったのは、何と言ってもコンパクトで軽いということ。私はあくまでデスクトップパソコンがメインでスマホは通信手段としか考えていないので、小さければ小さいほどありがたいです。
また、バッテリー容量は最近のスマホにしては少ないですが、意外とよく持ちます。Moto g6(3000mAh)だと最近はギリギリ1日持つかどうかという感じだったのですが、Rakuten Handは40%くらいしかバッテリーを消費しません。
あと、アプリが不意に落ちたりしないのも良いです。Moto g6はサイコンアプリを一時停止して写真を撮ってアプリに戻ったらデータが必ず飛んでましたから。また、Moto g6でスマートウォッチのサイクリングモードにしてもほとんど距離を計測しなかったのが、Rakuten Handならまったく問題なく計測できています。
そして、憧れのおサイフケータイ&防滴機能付き(笑)iPhoneは初代SEまで、その後は格安スマホを使っていた私にとってはいずれも初めての機能です。
さらに、充電中や着信時にランプが光るという、ガラケー的な機能もあります。iPhone3G以降ガラケーを使っていない私にとっては逆に新鮮です(笑)
ディスプレイは有機ELなので、言われてみれば確かにキレイという感じ。でもまあ、良くも悪くもそれほど違いがあるとも思いません。ちなみに、意外と写真もキレイに撮れます。
最後に、これはRakuten Handだからというわけではありませんが、通話料が無料なのは助かります。
一方で良くなかったのは、”素のandroid”と言われるモトローラのスマホよりも素のandroidっぽさを感じるところ。というか、Moto g6は3点タッチでスクショが撮れたり、2回振り下ろしてライト、2回ひねってカメラというジェスチャー操作ができたのですが、Rakuten Handにはそういう機能がありません。そこが地味に不便です。
あと、ディスプレイの左右の端の曲面部分はタッチしても反応が悪いです。さらに、何だかんだ言っても画面が小さいからか、どうも誤入力が多くなりがちです。
最後に、これも別にRakuten Handに限った話ではないですが、楽天回線は建物の地下など電波が届かないところが多いです。仕事用で使うのは基本的に無理と考えたほうが良いでしょう。また、スマホ決済やポイントカードアプリが使えなくて慌てるという場面が多くなります。
ともあれ、そういった楽天回線のデメリットは既に家族のスマホで確認済み。コロナ禍ということもあってほとんど出歩くことがない私としてはほとんど問題ありません。それよりもデータ通信も音声通話もタダで使えて本当にありがたい限りです(データ通信は1GBまで無料)。
Rakuten Hand本体も実質無料ですから、これで文句を言ったらバチが当たります。ただし、Rakuten HandはSIMカードがないeSIM端末なので、次に買い替えるときは基本的にまたeSIM端末を選ぶ必要があります。SIMカード発行手数料を払うのは馬鹿らしいですからね。
でもまあ、iPhoneもeSIM化が進んでいますから、そのうちそれが当たり前になってくるんじゃないでしょうか。よー知りませんけど(苦笑)
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