iPhone SEを使って2年半ほどが経ちました。iPhone 3Gから始まり、4、5、途中でandroid機を経て、4台目のiPhoneでした。
しかし、これが本当に最悪でした。気に入ったのはサイズが小さいことくらいで、写真はキレイじゃない、ネットは遅い、電池は持たないなど、デメリットだらけ。iPhoneなら多少高くても何年も使えるから元が取れるはず…という目論見は大きく外れてしまいました。
そこで、ぼちぼちスマホを買い替えることに。いろいろ検討した結果、「素のandoroid端末」として定評のある「モトローラ・Moto G6」を購入しました。
モトローラ・Moto G6
今回、私がスマホを買い替えるにあたって求めたスペックは、OSがandroidで、カメラがデュアル以上、画面サイズはできるだけ小さいこと、以上3点です。また、普段はデスクトップパソコンを使うので、ハイスペックなものは不要。低価格のものを希望しました。
ASUS(エイスース)の「ZenFone Max (M1)」とも迷ったのですが、ZenFoneのインターフェースはmicroUSBなのに対し、Moto G6はType-Cで壊れにくいかなと思った次第です。また、最新の「Moto G7」も検討しましたが、画面サイズが6.24インチとなりさらに一回り大きいのでパスしました。
ちなみに、通信キャリアは楽天モバイル。電波は弱いですが、SPUプログラムでポイント+2倍になるので、私の場合は通信料金は実質タダどころかお釣りが返ってきます(笑)
iPhone SEに比べると超巨大
モデル | 画面サイズ | 外寸(mm) | 重量 |
---|---|---|---|
Moto G6 | 5.7インチ | 153.8×72.3×8.3 | 162.5g |
iPhone SE | 4.0インチ | 123.8×58.6×7.6 | 113g |
現在、5インチ台のスマホの選択肢は非常に少ないです。5.7インチのMoto G6はコンパクトなほうですが、それでも4インチのiPhone SEに比べると超巨大。外寸は約25%、画面サイズや重量は40%以上も大きいです。
ガラスフィルムを貼り付け
開封したら、何はともあれフィルムを貼るのが私の流儀です。専用サイズのガラスフィルムを貼りましたが、四周が少し浮いてしまいました。
ウォールナットのケースがナイス
Moto G6は背面もガラスパネルで質感が良いことが売りなのですが、iPhone3Gを軽く落としただけで壊してしまった私としてはケースなしという選択肢は考えられません。そこで、「kwmobile 木製保護ケース Motorola Moto G6用」を購入。
これが実に素晴らしい。価格が安いので、てっきり木目調のプリントだと思っていたのですが、どうも本物のウォールナットの突板を使っているようです。これだけでもMoto G6にして良かったなーと思っています(笑)
Moto G6のここが〇
肝心の中身について、Moto G6の良いところと悪いところを簡単に述べたいと思います。最近のスマホは顔認証や指紋認証なんて当たり前でしょうけど、私としては初体験。これはやっぱり便利だし安心ですね。
また、Moto G6を縦に2回振るとライトがオンになったり、手首を2回ひねるとカメラが起動するといった「Motoアクション」が便利です。それら2つ以外の機能はまだ試していませんが。
あとは1200万画素のiPhone SEと比べて、1200+500万画素のデュアルカメラのMoto G6は写真がキレイです。数字で比較する以上にキレイで、写真を拡大したときに細かい字も読み取れます。
ネットも速いです。もっともこれは私のiPhone SEがおかしくて、LINEスタンプを1つ送るだけでも時間が掛かっていたため、それと比べての話です。
iPhone SEのバッテリー容量は1624mAhだったのに対し、Moto G6は3000mAhとほぼ倍増。ほとんど同じアプリを入れた状態で、iPhone SEだと就寝前に30%前後になっていたのが、Moto G6だと70%前後になります。そう考えると、いずれも日中に1000mAh前後使ったという計算になりますが、残量が多い分、Moto G6のほうが安心感がありますね。
Moto G6のここが×
一方で、良くないところもいくつかあります。もっとも不満なのはデカくて重いこと。スマホに多くを求めない私としては4インチで十分なんですけど、アップル端末は二度と買いたくないので我慢するよりほかありません。
モトローラ端末は「素のandoroid」ということでテンポよく操作できることを期待していました。しかし、アプリの起動は遅いし、反応もワンテンポ遅れてしまいます。そこが結構ストレスです。
また、カメラアプリの「SNOW」や「B612」を試してみたところ、起動にものすごく時間が掛かるうえに、起動しても遅延しまくりで実質的に使用不能でした。この問題について調べたところ、SDカードを内部ストレージとして使う場合に発生することが分かりました。SDカードを外部ストレージとして使うようにした結果、SNOWなどはスムーズに動くようになりました。
iPhoneを使っていたときはロックを掛けていなかったので、LINEなどの確認や返信がスムーズでした。Moto G6でもスリープ画面から返信できますが、スリープ画面からはスタンプが送れないなど、ちょっと使い勝手が良くないです。
最後に、これは1年以上前に発売された端末だからでしょうけど、最初の数日だけ、OSやセキュリティのアップデートが延々と続きます。これは結構ウザかったです(苦笑)
ミノウラのスマホホルダーも調節
スマホを買い替えたことによって、愛機のスマホホルダーを調節する必要がありました。ロードバイクに装着した「iH-220-S」、MTBに装着した「iH-220-M」ともに、延長アームを本来の手前側ではなく奥側に装着。そうしないと、側面の電源ボタンをクランプで押してしまうからです。
しかし、自転車にデカいスマホは邪魔ですねー(苦笑)
以上の通り、良いところも悪いところもあるMoto G6ですが、個人的には総じて満足しています。画面がデカいのも疲れ目の私にやさしいサイズとも言えますし、わずか2万円ほどでこれほどのスペックなら不満を言うほうがおかしいでしょう。
Moto G6のスペック以上に、ウォールナットのケースが気に入っていたりもします(笑)質感が良いだけでなく、触り心地もグリップ感も良いんですよねー。
ちなみに、Moto G6の箱を見た息子から、「パソコンと同じメーカー」と言われて気づきました。先日購入した「Ideapad C340」もレノボ。モトローラも現在はレノボのブランドです。情報端末の赤化が止まりません(苦笑)
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