androidスマホのマイクロUSB端子の保護に!WSKEN「X-cable Mini 2 Micro USBケーブル」

先日、義母が「スマホが充電できない」と言い出しました。

 

おそらくUSBケーブルが中で断線したのだろうと考えて交換してみるも改善せず。

ACアダプタの問題かと思って交換してみるもダメ。

ソフトウェアの不具合も疑ってみましたが、それらしき問題は発見できませんでした。

 

そうこうしているうちに、ほとんど変わらない時期(1年ちょっと前)にスマホを購入した妻までもが「スマホが充電できない」と言い出しました。

同じく、USBケーブルやACアダプタの交換では改善せず、ソフトウェアの不具合も見当たりませんでした。

 

ただ、いずれもフリーテルのandroidスマホである点は共通していました。

義母は「Priori3S(FTJ152B)」、妻は「SAMURAI REI(FTJ161B)」。

 

とは言え、私の「SAMURAI MIYABI(FTJ152C)」は1年半以上使っているにもかかわらず、同様の症状は発生していません。

 

そうなると、充電の状況から考えてもマイクロUSBの接触不良が原因と考えられました。

私はマイクロUSBの損傷を予防するために、マグネットで着脱可能なWSKENのX-cableを使っていたからです。

 

【関連】androidスマホの充電時にmicroUSBの抜き差しが面倒!マグネット式の「Xcable」を使ってみた

 

通電しているとLEDが点灯

 

 

ただ、WSKENのX-cableは便利なものの、ちょっとマイクロUSB端子よりも大きめなので、義母や妻のようにTPUケースを使っている場合はケースを少し削る必要があるんですね。

 

それと、X-cableを使うとモバイルバッテリーが使えません。

モバイルバッテリーに接続しても通電していないと認識されるのか、給電が停止してしまうのです。

 

そこで、私が使っているものよりも後で発売されたと思しき、同じWSKENの「X-cable Mini 2 Micro USBケーブル」を試してみることにしました。

 

 

WSKEN・X-cable Mini 2 Micro USBケーブル

WSKEN・X-cableのMini2(左)と従来品(右)

 

左が今回購入したWSKENの「X-cable Mini 2」のパッケージ、右が従来品(?)のものです。

 

 

コードはナイロン編みで質感GOOD

ケーブルはナイロン編みで質感良し

 

mini2は従来品と異なり、箱にそのままポンと中身が収められています。スマホ等の端末側の端子も1つしか入っていません(従来品は端末側端子が2個付属)。

 

しかしながら、コードはナイロン編みで質感が良く、耐久性も高そうです。

 

 

mini2と従来品の比較

X-cableのMini2(上)と従来品(下)の比較

 

それぞれのケーブルと端末側端子を比較してみましょう。

上がmini2、下が従来品です。

横幅はmini2のほうがコンパクトですが、mini2のほうがスマホの厚み方向および長辺方向には長いです。

 

 

X-cableのMini2(上)と従来品(下)の比較

 

端末側端子だけを並べてみると、mini2のほうが横幅が短いことがよく分かると思います。

 

 

X-cableのMini2(上)と従来品(下)の比較

 

それぞれケーブルと端末側端子をマグネットでくっつけた状態の比較です。

やはりmini2は端末側端子の出っ張りが長いです。

対して従来品はケーブル端子側に端末側端子が入り込む構造となっており、総じて長さが短くなります。

 

 

mini2ならTPUケースを削らなくてもOK

X-cableのMini2をTPUケースを取り付けたREIにセットした状態

 

フリーテルの「SAMURAI REI(FTJ161B)」にmini2の端末側端子をセットした状態です。

従来品の場合、TPUケースのくり抜きからハミ出してしまうため、ケースを削る必要があります。

 

そうすると、左右のスピーカー用の穴にかなり近いところまで削る必要があり、TPUケースの強度を維持できません。

mini2は従来品よりも出っ張るので少し邪魔ですが、ケースを削らなくて済むのはありがたいです。

 

 

X-cable mini2のメリットとデメリット

メリット

  • マイクロUSB端子を傷める可能性が低い
  • マグネット式で充電時の着脱が容易
  • ケースを使用したままでも使いやすい
  • 従来品よりも端末側端子の取り外しが容易

 

デメリット

  • モバイルバッテリーが使えない
  • 従来品よりも端末側端子が外れやすい(紛失の可能性)
  • 従来品と違い、充電時にも裏表がある
  • 従来品よりも出っ張りがある

 

最後に、X-cableシリーズおよびmini2のメリットとデメリットを整理したいと思います。

 

まず、これは従来品と同様ですが、マイクロUSBの抜き差しによってスマホの端子を損傷するリスクが大幅に軽減されると思います。

義母と妻のスマホも最初からこれを使っていれば、もっと長く使うことができたことでしょう。

(結局、妻は同じ端末を買い替え、義母は私の手持ちの代替機を使うことになりました)

 

また、マイクロUSBは裏表があるため、目視で裏表を確認して挿入するストレスがあります。

マグネット式ならそのようなストレスがなく、スマホへの給電がスムーズです。

 

次に、今回購入したmini2に限った話ですが、端末側端子の幅がコンパクトなため、ケースを使用する場合にはケースを削る必要が少なくて済むと思います(もちろんケースの形状によりますが)。

 

また、従来品は端末側端子の出っ張りが薄く、かなり強力にスマホ側にハマっていましたが、mini2の場合は付属の専用工具を使わなくても指で端末側端子を抜くことができます。

これなら、たまにモバイルバッテリーを使うくらいならほとんど問題なさそうです。

 

 

反対にX-cableのデメリットですが、モバイルバッテリーが使えません。

マグネット式だと通電していないとモバイルバッテリーが判断するのか、給電がすぐに停止してしまうのです。

私はこの事実に最近気づきまして、最初はモバイルバッテリーが寿命を迎えたのかと勘違いして買い替えてしまいました。

 

引き続きまして、従来品と比較した場合、mini2は端末側端子が外しやすいと言える一方で、外れやすいとも言えます。

スマホ等の端末にもよると思いますが、マグネットの吸着のほうが強くて、ケーブルを抜こうとすると端末側端子ごと抜けてしまうことがあります。

ケーブルを外す際は接続部で折り曲げるようにする必要があるとともに、紛失をしないように気を付ける必要があるでしょう。

 

また、従来品はデータ転送時こそケーブルの裏表がありましたが、給電時は裏表関係なく使えました。

一方でmini2は同様にデータ転送は可能であるものの、充電時も裏表が決まっています。

向きを間違えるとマグネットが反発するので何かしら問題が生じることはないものの、裏表を確認する必要が生じるのは少し面倒です。

 

最後に、mini2は従来品と比べると端末側端子に出っ張りがあります。

ただ、TPUケース自体にも厚みはありますので、たいして気になるレベルではないかと思います。

 

 

まあそんなこんなでいくつかのメリットとデメリットがあるわけですが、個人的にはやはり気に入っております。

というか、マイクロUSB端子の損傷で1年おきに端末を買い替えるのは無駄ですし、充電ができない端末から新しい端末に引越しするのは大変です。

実際、義母のスマホは最後にはまったく充電ができなくなり、LINEの引越しなどで苦労しました。

 

そんなわけで、今回の事件を機に、家族全員のスマホにX-cableを取り付けることにしました。

 

X-cableのMini2を3つ追加購入

 

スマホの端末代も馬鹿になりませんが、急に新しいスマホに買い替えて引越しすることになるのは本当に大変です。

保護フィルムやケースなどのアクセサリーも買い替える必要もあります。

お金のことよりも時間の無駄が痛かったです。

 

最近普及しつつあるUSBのタイプCなら端子が損傷するリスクは若干でも低くなっているのかもしれませんが、私は今後もX-cableを愛用したいと思います。

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