前回に引き続きましてFREETELの最新格安スマホ「SAMURAI 雅-MIYABI-」のレビューをお送りします。
今回は主に外観、設定などについて、紹介したいと思います。
【前回】FREETELの最新格安スマホ「SAMURAI 雅-MIYABI-」を衝動買い!「priori2」と比較してみた
体裁良くコストダウンしたパッケージ
priori2のスペシャルパックはiPhoneのような箱にPVCのシートを巻きつけてましたが、SAMURAI 雅-MIYABI-(以下、MIYABIと表示)は同じような箱にシュリンク包装を施しています。
体裁を保ちながら、しっかりとコストダウンを図っていますね。
MIYABIの同梱品
箱を開けると、本体、ACアダプター、microUSBケーブル、バッテリーパック、クイックマニュアル、保証書が入っています。
MIYABIのディスプレイ面
priori2はディスプレイ面下部にメニューボタンとスピーカーがありましたが、MIYABIには何もなくてスッキリしています。
これはヘタするとiPhoneよりもカッコイイ。
MIYABIの背面
MIYABIの背面は樹脂パネルです。左下のツメからめくり上げて外すことが可能です。
FREETELのロゴが良くなりましたね~。
MIYABIの側面(上面)
側面の枠と電源ボタンおよびボリュームボタンはアルミの削り出し!まるでiPhone!
この価格帯でこれだけの質感を出せているスマホが他にあるでしょうか?
上面にはマイクロUSB端子とイヤホンジャックがあります。
MIYABIの側面(下面)
下面にはスピーカーがあります。
ちなみに音はステレオっぽいですが、安物のステレオラジカセのような音です。
priori2よりは格段に良いですが、iPhoneとは比べるまでもありません。
MIYABIとpriori2を並べてみた
MIYABIの画面サイズは5インチ、priori2は4.5インチ。
当然、MIYABIのほうが一回り大きいです。
決して手が小さいわけではない私でも片手での文字入力は厳しいです。
MIYABIの外形サイズは142×72×8.2mm、priori2は132.8×66.3×8.9mm。
重量はそれぞれ、約150g、約132gです。
MIYABIとpriori2の背面比較
決してpriori2がチープということもないですが、MIYABIのほうがフラットでデザイン的には良い感じです。
いずれも素材はグロスのかかった鏡面パネルで、手から滑り落ちにくいです。
むしろMIYABIは側面がアルミなので滑りやすいかな?
MIYABIとpriori2の背面カバーを開けた状態
priori2は背面カバーの枠全体で本体とくっついている感じでしたが、MIYABIは計14本のツメで引っ掛かる構造です。
乱暴に扱うとツメが折れてしまうでしょうね。
バッテリーパックはMIYABIのほうが大きいです。
MIYABIは2200mAh、priori2は1700mAhですから、当然のことですが。
MIYABIのほうがSIMスロットとマイクロSDスロットが整然と並んでいます。
priori2は標準SIMとマイクロSIMの各1枚に対応していましたが、MIYABIはマイクロSIMのみ2枚対応です。
マイクロSDカードについては、priori2は32Gまで、MIYABIは128Gまで対応しています。
SIMカードとマイクロSDを挿入
では早速、MIYABIにSIMカードとマイクロSDカードを入れてみましょう。
SIMスロットは2つありますが、どちらでも良いみたい。
私のはナノSIMなのでアダプターに入れてセットします。
priori2は本体ストレージ容量が8Gでしたが、MIYABIは32G。
マイクロSDカードを入れる必要性はあまり感じませんが、priori2に入れていたものをそのまま移動しました。
いざ、スイッチオン!
バッテリーパックを収め、背面パネルを固定したら、いざスイッチオン!
「ぐぁー!」って来ます!(笑)
priori2から設定を引き継ぎ
起動後、priori2と同じgoogleアカウントを入力すると、priori2の設定を引き継ぐかどうかを確認されます。
いちいち細かい設定をしたり、アプリをひとつずつ入れなくて済むのは助かりますが、結局1時間以上掛かりました。
APNをDMMモバイルに設定
設定の引継ぎが完了したら、APNの設定をします。
私はDMMモバイルでの運用なので、選択肢の中から選ぶだけ…のはずでしたが、これが実は間違いでした。
その理由はまた後日…。
【後日談】FREETEL「SAMURAI 雅-MIYABI-」にDMMモバイルのSIMカードを入れても繋がらない!?解決方法
MIYABIとpriori2の画面を比較してみた
設定やアプリが引き継げるとは言え、アプリの並び順などは最初から設定し直さなければなりません。メンドクセー (゚⊿゚)
とまれ、priori2を使っていたときはあまり気にならなかったんですけど、こうして比べてみるとpriori2の画質は良くありません。
なんか、液晶テレビを見たあとにブラウン管テレビを見たような気分ですね。
google MAPもサクサク動く!
priori2の2点タッチディスプレイからMIYABIの5点タッチディスプレイに変わったことで、グーグルマップもサクサク動くようになりました。
…とまあこんな具合で、MIYABIの設定もひと段落。
でももうちょっと続きます。
【続編】フリーテル「SAMURAI 雅-MIYABI-」にon-deviceのガラスフィルムを貼り付けてみた+MIYABIの欠点
コメント
はじめまして。
SAMURAI の記事を検索していて辿りつきました。
雅の注文から開封、使用後の感想まで、どの記事も楽しく拝見し、また参考になりました。
私も楽天ではありませんが雅を注文した者です。
こちらの記事で書かれている「SIMカード」の件についてお聞きしても宜しいでしょうか?
ナノSIMを変換アダプタを使ってマイクロSIMにしたということですが、メーカーや商品名(価格)を教えて頂くことはできますか?
「変換アダプタ」について自分で調べた所、割と賛否両論で「故障しても自己責任」「スマホが壊れた」という話さえあり、初心者は素直にマイクロSIMにしておくべきかと悩んでいます。
※これからSIMカードの契約をするので、ナノSIM・マイクロSIMどちらでも選択可能です。
(ただ将来的に新しい機種を買うときはナノSIMが主流になるだろうことを考えて、最初からナノSIMにしたらどうかと考えました)
miyabiさま
はじめまして^^
いやはや、こんな記事をお褒めいただき恐縮至極にございます。
私が使ったSIMアダプタは、「R-SIM7+」という、いわゆるSIM下駄の付属品です。
SIMアダプタ使ってスマホが壊れるって初めて聞いたんですが、iPhoneのように本体側面に差し込むスロットならともかく、MIYABIだったら引っ張り出しやすそうなんで大丈夫なんじゃないかなと思いますけど。
今後はやっぱりナノSIMが主流になるんでしょうかねー?そう考えたら確かにナノSIMのほうがベターなんでしょうけど、たとえば今DMMモバイルのSIMがアマゾンで540円で買えるじゃないですか。
SIMアダプタがリスクと考えるなら、とりあえずマイクロSIMにして、ナノSIMの必要性があれば、そのときにSIMも買い替えるっていうのもアリかなと思いますが。
もっとも、MNPであったり、SMSを日常的に使用するなら、それも面倒ですけど…。
変換アダプタの件、ご返信ありがとうございました。
ご意見を参考にしつつ、SIMカードのサイズについては、もう少し考えてみようと思いました。
miyabiさま
ご参考になれば幸いです^^