今日は雨が上がったので、金剛山トンネルを目指して走ることにしました。
実はロードに乗ってからは初です。
河内長野駅前から上って行くと、すぐに左膝に痛みがあることを思い出しました。
昨日、トトロ街道を走ったときに少し痛みを感じていたのです。
特に原因は思い当たらないんですが、ここのところ雨が続いていたことでサボっていたからでしょう。
強く踏み込んでもダンシングをしても痛いので、今日は行者湧水まで行って引き返すことにしました。
行者湧水で一服して、さて帰ろうかと思ったんですが、やっぱりこのまま帰るのはイヤだと思いました。
ここから金剛山トンネルまでは3kmちょっと。
ゆっくり10km/hくらいで走っても20分あれば着くはず。
無理して上る理由もないけど、もしこのまま引き返したら「やっぱり上っておけば良かったかなー」と思うに違いない。
「どうしても痛くて仕方なかったら、引き返せば良いじゃないか」
そう思って、やっぱり前に進むことにしました。
一度、ダンシングしてみましたが、やっぱり膝が痛い。
シッティングでも強く踏み込むと痛い。
だからゆっくり。
でもゆっくりでも前に進むんだ。
いつもギアをアウターに入れて、何かに追われるように走ってる。
僕はいつもそうだ。
負けず嫌いという性格ではないけれど、追いつかれるのがイヤだ。
だからいつも何かから逃げるようにして走ってる。
ギアをアウターからインナーに入れることは、自分の中では「負け」を意味しているらしい。
だからいつもアウターで走り続ける。
そしてその結果がこうだ。
アウターで走れなくなるよりも、ゆっくりでもインナーで前に進めば良い。
そんな簡単なことに気づけなかった自分がいた。
いや、自転車が教えてくれた。
久しぶりの金剛山トンネルは、国道とは思えないほど静かだった。
誰もいないのはちょっと寂しいけど、誰も追いかけてはこない。
帰りは一気下り。
弱虫ペダルのトップスプリンターのテーマが頭の中でリピート再生されてしまい、爆走してしまいました(笑)
自転車はいろんなことを教えてくれる

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