キャットアイ・STRADA SMART(ストラーダスマート)CC-RD500B SPD/CDCをスマホ連携させてみた感想

NEWロードバイクには、スマホ連携できるキャットアイ・STRADA SMART(ストラーダスマート)CC-RD500B SPD/CDC スピード+ケイデンスキットを取り付けました。今回はそれとスマホアプリ「キャットアイサイクリング」をスマホ連携(ミラーモード)で使用した感想を述べたいと思います。
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NEWロードのハンドル周り
 

ストラーダスマートをスマホ連携で使用するメリット

  • 複数の指標を同時に表示できて、しかも見やすい
  • 走行ログの管理がしやすい

ストラーダスマートはサイコンの画面が小さく、また基本的に同時に2項目しか表示できないため、普通にサイコンとして使うと物足りなさを感じます。しかし画面の大きなスマホを使うことで、複数の項目を同時に表示させることができ、しかも見やすくすることができます
キャットアイサイクリング・トリップ表示
また、今まではサイコンの画面をスマホで撮影して記録し、グーグルマップなどで走行ルートの確認をしていましたが、アプリ「キャットアイサイクリング」を使うと、自動的に走行ルートや各種指標が記録されます。また今までは見ることのできなかった標高や速度もグラフ表示させることができます。これは走行ログが画期的に管理しやすくなります。
キャットアイサイクリングの走行ログ
さらに、私は今のところ使ってませんが、キャットアイ・アトラス、STRAVA、TRAINING PEAKS、フェイスブック、ツイッターにも走行ログをアップ可能。
各種サービスにアップロード可能
 

ストラーダスマートをスマホ連携で使用するデメリット

  • とにかく接続が不安定
  • スマホのバッテリーの消費が早い

ストラーダスマートはbluetoothでスマホと連携します。しかしこれが、スマホを持ったまま自転車を離れて散策したりすると、接続が途切れ、再接続が難しくなってしまうのです。スマホやサイコンを再起動すれば復旧することもあるのですが、面倒臭いですし、ログが消えてしまう可能性もあると思います。
左:正常、右:異常
上写真の左が正常な状態、右がスマホをサーチしている状態のままになってしまった状態(異常)。右の状態になってしまうと、指標のいずれかがスマホに表示されなくなったりします。また、スマホをスリープ状態にすれば指標を見ることができません。一方でスマホをスリープ状態にしないとスマホのバッテリーの消費が激しく、あっという間に電池切れになってしまいます。
ロングライドのときこそ走行ログを記録したいものなのですが、ロングライドではこういう事態になる可能性が高くなります。また、ロングライドのときこそスマホのバッテリーを温存したいのに、こうなってしまうと指標を見ずに走り続けるか、バッテリー切れを心配しながら走るしかありません。
これは致命的な問題と言えます。アマゾンのレビューを見ても同じようなことが書かれていますが、まあだいたいこうなるだろうということは予測していました。キャットアイ側に問題がないと言うわけではないですが、個人的にはbluetooth接続機器はどれもこんな感じという印象です。
あと、アプリ「キャットアイサイクリング」をバックグラウンドで起動した状態のままにしているとスマホのバッテリーの消費が早いです。サイクリングから帰ったら、必ずアプリをタスクマネージャーで終了しておく必要があります。
以上のように、現状ではキャットアイのストラーダスマートをスマホ連携(ミラーモード)で使用することはかなり難があります。私はiPhone5を使ってますが、そもそもandroid端末の多くが未対応という話ですし、根本的な解決策が見えてこないというか、今後、アプリのバージョンアップで対応ということも難しいような気がします。
まあそんなこんなで、これからどうやってコイツとお付き合いしていくかは走りながら考えてまいりたいと思います。良い方法があれば、またこの場で報告して参りたいと思います。

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