今日はちょっと時間があったんですが、まだ腰痛が完治していないため、
本当は山に行きたいんですけど、あまりキツイ坂にトライすることは避けて、
延命寺からトトロ街道(南海高野線旧線跡)を走ることにしました。
で、小一時間後、トトロ街道の終点へ。
一服しながら、傍らにあったテクルートマップの看板を見た。
トトロ街道の終点から左に折れてまっすぐ行くと、
限界集落のようなところに行くと師匠から聞いてはいましたが、
さらにその先、「十字峠」というところを通れば、
国道310号線の小深方面に出ることができるらしい。
ちなみに実線は車も通れるルートで、
点線は徒歩でのみ通過できるルートだということ。
トトロ街道は基本的に徒歩でのみ通行可能な点線で示されており、
十字峠付近も同じく点線で徒歩ルートであると示されている。
それなら愛機でも行けるに違いない。
思ったよりも急な上り坂だったが、しばらく走って集落を抜けると、
ダイヤモンドトレールに至る道と十字峠に至る道の分岐となり、
十字峠方面に進むと「林道・島の谷線」の看板があった。
のどかな、良い道です (´∀`*)
その先は、確かに林道。
しばし登りが続きますが、インナーギアに入れるほどではない。
しばらく林道を走ると、分岐点に差し掛かる。
直進方向が進みやすそうだが、
これはそのまま林道を進むだけで行き止まりらしい。
左に進むと、十字峠だそうで。
この先が十字峠だそうで。
立て看板がなければ道だとは思えませんな。
少し進んだところで、不覚にも、いきなり立ちゴケ ヽ(゚Д゚; )ノ
この状態で愛機の下敷きになってしまったのでした
坂道で、思いのほか地面が凸凹なのです。
そこから少し進むと、いきなり倒木が。
その先にも倒木があり、ちょっと進みにくい様子。
歩いて確認しに行くことに。
池のほとりに、いきなり貝塚が登場。
10cm近くある、大きな二枚貝が大量。
こんな山の奥深くに、なぜ・・・? (●ω●;)
その先は、もはや山道でも何でもなかった・・・。
ヤカンが木立に掛けてあったり、クーラーボックスが転がっていたり、
なんだか人が暮らしていたような空間が・・・。
仕方なく先ほどの分岐点まで引き返す。
看板をよく見ると、左上の方向に向かって矢印が書かれていた。
こういうことらしい・・・。
「テクルート」、ちょっとナメてました。
どうやら本気の山道のようです (;・∀・)
引き返すかどうか悩みましたが、
結局、行ってみることに。
愛機を担ぎ上げました(白丸印)。
目の上の高さに。
担ぐというより、無理矢理押し込んだ感じです。
足場が悪いので、何度か下敷きになりそうになりました (´Д`;)
道は、テクルートという感じではなく、明らかに登山道
このあたりはまだマシなほうで、岩や木の根がゴロゴロ、
道幅も愛機を押して通るのさえ困難なほどで、
ほとんどを担いで歩きました。
またもややってしまった、チャリ歩荷 (´Д`;)
愛機JAB29.4の重さは20kgにも満たないはずなので、
電チャリであるBraceを担いで歩荷したときに比べれば
どうってことはないのですが、
とにかく担ぐことさえままならないほどの細い道で、
日本アルプスを35kg以上のザックを背負って渡り歩いた私ですら、
重量よりも29erの巨体はやっかいなのであります。
しかもこの道は、なかなかの上級者コースです。
(というか、かなり整備状況が悪い)
何度も引き返そうと思いましたが、
そんな体たらくではご先祖様に合わせる顔がない。
いや・・・このまま逝ってしまったら、
ご先祖様に会えてしまうではないか・・・
そんな不安と愛機を抱えながら、さまようこと20分。
なんとか十字峠に到着。
この舗装された道は、府庁山とタンボ山に向かうらしい。
府庁山・・・大阪府の秘密基地であろうか・・・?
きっと、有事の際には、山が割れて巨大ロボが出現するに違いない。
是非また機会を見つけて行ってみたいものです。
そのときは、歩きで(笑)
国道310号線に出るには、この舗装された林道ではなく、
その下のダートを数十メートル降りて、
その先の林道を進むらしい。
下の林道に下りてきたところ。
写真右上が先ほどの十字峠です。
ここからコンクリート舗装された林道をひたすら下っていきます。
絶対に登りたくはないですね(苦笑)
国道310号線に出ました。
結局、帰り着いたのは約2時間半後。
予定外の、大冒険でした ε-(´・`)
大きな地図で見る
本日は十字峠歩荷(´Д`;)

コメント