クリッカーからペダルPD-5800&シューズSH-RP500MLにチェンジ

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この記事は2017年5月31日時点の情報に基づいています(2024年2月18日一部更新)

最近、週末は金剛山にサイクリングしています。暖かくなったからということもありますが、ローダーさんが多いので抜いたり抜かれたりと刺激が多いからです。

へっぽこチャリダーとは言え、やっぱり抜かれると「クソーッ!」と思うんですよね。なんとか抜かれないように速く走れるようになりたいわけです。

金剛山ロープウェイのところまで行くと、休憩しているローダーさんがたくさんいるんですけど、みんな高そうなロードバイクに乗ってます。ホルダーにペットボトル差してる人なんてまずいません(苦笑)

じゃあペットボトルをロード用のボトルに変えたら速く走れるようになるかというとそんなはずはないわけで。

コンポをデュラエースにしたら速く走れるようになるかというとたぶんそれもない。

いま履いているシューズをクリッカーからSPD-SLにしても…いや、これはちょっと可能性はあるかも。

実際、最近ケイデンスが90超えるとよく外れるんだー。

というわけで、努力もそこそこに道具に頼ることにしました(笑)

 

シマノ・ペダルPD-5800

シマノ・ペダルPD-5800

今まではクリッカーのペダルとシューズを使っていたわけですが、本格的にSPD-SLにすることにしました。

嗚呼、まさか私がペンギン歩きの領域に踏み込むことになるとは、夢にも思いませんでした…。

ともあれSPD-SLということで、105の「PD-5800」にするか、アルテグラの「PD-6800」にするか迷いました。愛機のコンポは105なのでPD-5800なら揃うんですけど、これらの差は僅かなんですね。

PD-5800とPD-6800の比較

PD-5800 PD-6800
価格 9,212円 11,306円
重量 285g 260g
固定力 弱い 強い

※アマゾンにおける2017/05/30現在の税込価格

アルテグラのほうがちょっと高価、ちょっと軽い、ちょっとクリートの着脱が硬めなだけ。

2千円くらいの差なら、アルテグラのほうを買ったほうがカッコイイ。

しかも最近、SPDのクリートがよく外れるので、私にはアルテグラくらいでちょうど良いんじゃないかと思ってました。

けれども結局、なんとなくPD-5800のほうを買いました。

でも結局、これで正解でした。

その理由はのちほど…。

PD-A520を外すのに大苦戦!

PD-A520をアーレンキーで外す

新しく購入したPD-5800を取り付けるには、それまで使っていた「PD-A520」を取り外す必要があります。

しかし、これが大苦戦。

PD-A520はペダルレンチでもアーレンキーでも外せので、左側はアーレンキーで外しました。

右側はホーザンのペダルレンチで

PD-A520をホーザンのペダルレンチで外す

しかし、右側はホーザンのペダルレンチを以ってしてもなかなか外れず、結局は上写真の状態で思いっきり踏んづけて外しました。

PD-A520とPD-5800

やっと外れたPD-A520(下)とこれから取付けるPD-5800(上)。

ペダルレンチで取り付け

取付けはホローテック2用ペダルレンチで

PD-5800はPWTのホローテック2用プロツールボックスに入っていたこちらのペダルレンチで取り付けます。

ってゆーか、これがペダルレンチだったとは知りませんでした(苦笑)

PD-5800取付完了

PD-5800取付完了

こうして無事に取り付けできたPD-5800。

これでパーフェクトにオール105と相成りました(笑)

 

シマノ・シューズSH-RP500ML

箱を開けたら色が違った!?

SH-RP500ML開封の儀

さて、シューズのほうですが、これはほとんど迷うことなくシマノの「SH-RP500ML」に決めました。サイズはこれまで履いていたクリッカーのSH-CT45と同じ43です(普段の靴は27cm)。

しかし、箱を開けてビックリ!色が全然違うじゃありませんか!

でもすぐに冷静になって、レビューに「表面が白く変色していることがある」と書かれていたことを思い出しました。実際、布で拭いたら黒くツヤが出ましたよ。

全体的に通気孔が開けられており、つま先とソールにはメッシュが施されていて、通気性は悪くなさそうです。

かかとにはリフレクター

SH-RP500MLのかかとには反射塗装

また、かかとには反射塗装が施されています。

SH-RP500MLは随分細い

(左)SH-RP500ML(右)SH-CT45

SPD-SLのSH-RP500ML(左)をクリッカーのSH-CT45(右)と比較してみると、SH-RP500MLのほうが随分と細いことが分かります。

底面の形状もかなり異なる

(左)SH-RP500ML(右)SH-CT45

ソール側を比較してみると、さらに大きさの違いを実感します。SH-RP500MLはヒールが折れたパンプスみたいですね。

ちなみにクリートはペダルに付属の黄色クリートです。

ベルトを巻くようにして履く

SH-RP500MLは足を巻くような構造

さて、実際に履いてみましょう。

SPD-SLのシューズは普通の靴のようにすんなりとは履けません。ベルトをすべて外し、2枚のシートを左右から足に巻くようにして履きます。

あこがれのラチェット音!

SH-RP500MLを履いた状態

あこがれの「カチ、カチ、カチッ!」で締め上げると、足全体に完全にフィットします。

あー、なんだかローダーさんみたいだー。

ペダルの固定力調整ボルトを調整

ペダルの固定力調整ボルトを調整

ペダルの固定力調整ボルトはデフォルトではほぼ最弱になっています。

私はアルテグラと悩んでいたくらいなので、もちろん最強に調整。

ところが、ペンギン歩きで表に出て愛機にまたがってみると、クリートが全然ハマらないではありませんか!慌てて再調整し、結局、中間程度まで固定力を弱くしました。

PD-6800は最弱でもPD-5800の最強よりもクリートの固定力が強いそうです。もしPD-6800を買っていたら、エライことになってましたー(苦笑)

SPD-SLに変えて良かったことと困ったこと

コンポとセットのオール105に

SPD-SLのペダルとシューズを使用してまだ1週間ほどですが、いくつかのことが分かりました。

良かったこと

まず、まったく意識をしなくても普通に引き足が使えます。

クリッカーでも引き足は使えますが、クリッカーでは脚を上げたときに足の裏とソールの間に2cmくらい空くような感覚がありました(あくまで感覚)。つまり、脚を引いたときにパワーロスが発生しているわけです。

SPD-SLでは脚を上げても、足の裏とソールの間にすき間が生じるような感覚はなく、ペダルと足が一心同体になっているような感覚です。まったくパワーロスがなく、緩い坂なら慣性力が続いた状態で上っていくので、ダンシングすることが減りました。

困ったこと

一番困ったのは、ペダルから足に振動がダイレクトに伝わってくることです。

オンロードならまったく問題ありませんが、オフロードとまではいかなくとも路面が荒れた道だと脚に振動が伝わり、膝から下が疲れやすくなります。

あと、最高速度が伸びることを少し期待したのですが、そういう感じではなさそうです。逆に、引き足も十分使うためか、まだ不慣れなためか、疲れやすいように感じます。

それよりも当面の問題は、左足のクリートがなかなかハマらないことです(苦笑)初めて試走したときはペダルの上で足を滑らせて、すねをペダルに思いっきりぶつけましたー。

まあ、とにかく慣れないとしょうがないですよね。

7000系105ペダル現行モデル
SPD-SLシューズ現行モデル

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